鼻水を流しながら今日を過ごした。
まだ、時間は残っているのだが、アルコール消毒が入ったオイラの脳みそは、麹菌の活動が鈍り始めて、妙に肩が凝り、世界の広さ、ネット環境の広さを忘れそうである。
このところのお気に入りの、沖縄方面産黒砂糖を齧りながら、口の中を茶色くしてPCに向かっているのである。
黒砂糖。これ、旨い。波照間島産とか今帰仁村(なきじそん)産とか、売っているものを選ばず試しているのだが、いずれも何処となく塩分、沖縄の海の塩味なのかを感じ、そしてミネラルの豊富さを感じるのである。
奥が深い甘さに、おやつに齧ってしまう。
急性アルコール中毒の補給液にブドウ糖を使うが、そうなる前に沖縄方面の黒砂糖である。
で、まったく関係ないのだが、ブドウ園からフキノトウ・・やや伸び気味を採ってきた。
いつものテンプラはカロリーがありすぎて、せっかくのダイエットに太刀を入れるようなものなので、今日は煮つけにしようと思った。
灰汁が強かろうので、塩を入れた湯でさっと茹で捨てる。
ゆであがったフキノトウの兄貴は、冷水に執り、それは美しい緑の野の色になるのである。
そして、頂きものの昨年春のタケノコ(ササ竹)の瓶詰めを開けた。
昆布、カツヲ出汁、砂糖、醤油、おまけにサバ缶を投入し、汁が半分になるくらい煮てしまう。
これが、花粉症で死に損ないの鼻腔に、春の爆発を知らせるほどのカホリ高き代物なる。
タケノコの甘味食感に、フキノトウの富貴なかほり。
味はkuma仙人が自作自演自画自賛の味つけである。
しあわせに他ならないこの日の味。
世間が忘れたもう、日本の春の「かほり」と「あじ」である。
スーパーでパックに入って売っているものなど足元にも及ばない。
タッシーのタラの芽であれ、シイタケであれ、shiare兄貴の菜であれ、そして野に暮らす人々のそれであれ、経済という行為により得られるものではないのである。
それが、日本なのである。
大八州 豊芦原 瑞穂国 なのである。
日を過ごす。
日を暮らす、とは。
そういう事なのである。
日本を思い起こそう。
日本を思い出そう。
謙虚な民が暮らす国。(自己主張の強い、自己中心な人間が割と少なかった国)
今の日本は上のカッコ書きに相反する。
さて、ささやかな春のかほりの余韻を楽しみながら、今宵湯に浸かろうか。
共に歩む。東日本!!
今日の最後に、胸に響く学者の言葉がある。
これは、学者の理論、論理ではなく「ことば」だと思う。
やさしさに満ちたことばである。
学者が、言葉を発する。これこそが、科学者であろう。
いつもの武田邦彦氏であるけれど。ことば。である。
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