昨夜から今朝にかけクマが出ている。
クマのフンの内容物はブドウなど。 ロングのタバコである。大きいクマだ。
昨日の猟友会などによるクマの追い立てによっても、追い立て切らない状況である。
人に慣れ、直近を人間が通過しても息をひそめ、じっとやり過ごしたのではあるまいか、と思うような状況である。
学校、役所に連絡し、なお一層の注意と、できること・・・地区による環境整備(草刈など)や、放棄状態の柿や栗などの始末を、より一層徹底されるよう進言した。
ここ、和田地区のクマの出没形態は、他地区とは少し違う。
今年に限らず、恒常的にクマが出没するのである。
ブドウ果樹地帯であるため、7月半ばころよりクマの果樹被害などあり、それからデントコーン、栗、柿、野菜など11月まで人の近くにクマの気配はある。
山沿いに限らず、集落内まで出没するのもこの地区の傾向であろう。
今年こそ、例年より出没件数は多いのかもしれないが、ここでは珍しい話ではないのである。
そして、確かにクマは増えている傾向にあるかも知れない。(これはあくまで私の感じるもので、具体的な根拠があるわけではないのだが)
しかし、駆除や、狩猟で捕獲しすぎればやはり激減し、保護の対象になったりといろいろ考えられるだろう。
何事にもバランスが必要である、ということだ。
地区全体、町や県を含め河川の整備や、クマに対する住民の勉強会など行い、意識を高め、注意する必要がある。
これを機会に、このような作業をしてみようかと考えているところである。
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