兎に角暑い。それに、湿り気もあるのか、重い暑さである。

水田の鴨の仕事がおわり、全て田んぼから上げた。
190匹の鴨が、105匹しか残っていなかった。
何と45%が猛禽などにやられてしまった計算である。
過去には、狐による被害がメインだったが、電気を流すなど対策が功を奏し獣系の被害は、どこの農家でも皆無であったが、このところ空からの攻撃が激しく、
実効的な対策を発案し、来年に備える所存である。
後片付け・・・網・電線・網の支柱や電気の支柱、それから、猛禽よけのテグスの撤去と、草刈り。
なかなか、この酷暑の中大変である。
後から後から仕事が湧き出し、休む暇も倒れる隙もないほどである。
休めば、仕事は後につかえる。
今年は特に、何と言おうか、気候変動のせいだろうか、せわしい。
この季節には、ややゆとりがあり、日本海にイワガキでも楽しみに行こうか等と時間ができるのだが、今年はそうはいかない。
しかし、まあ、鴨の田んぼは、あちこち草があったり、鴨に踏み荒らされたりはあるが、びっくりするほどのでかい稲株になっている。

1粒の種が、これほどまでに・・・という姿である。
俺の両手でやっと掴める程の大きさの株である。
(普通苗は片手で3~4株掴める)
この暑さで、ブドウに色が来ない。
夕刻、仕事が終わった後に、動墳で霧を散布してブドウ園の温度を下げる作業を行う。これも、普段はしない作業であるが・・・・
は~ なんとか無事に豊作であり、作業に見合い生活を維持できるほどの収入がありさえすれば・・・・
ちょっと、心配である。
=================================

これは、俺の鴨の田んぼの近くの田んぼである。
畦に除草剤が振られ、草が枯れている。
(過去にこの組織に参加していた、当時は畦の除草剤も禁止されていたのだが)
過去、この田んぼの事をアップした事があるが・・・・
有機・特栽をやめた水田かと思っていたら、
ここら辺では有名な、有機栽培団体の看板があがっていた。
確証もないし検証したわけではないのだから、ここで告発するとかそういう訳ではないのだが、
ちょっとね~、信頼して買ってくださる方の心を踏みにじるような行為ではなかろうかと。
こんな行為が、偽装や何やらに発展し、農家全体の信頼を失墜させるのである。
彼の組織は、これに気付いたら即改めさせるべきだが・・・・
俺からはこれ以上申さない。
客観的に見た事実だけをここに記すのみである。
この記事へのコメントはこちら