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hotaru ・蛍・火垂

蛍が飛んでおる。

月食の満つ月の晩であるが、

雨がちらりほらり、
気温が高い中に、僅かばかり爽やかを運んでいる。

犬のポチと共に、夕涼みに参った。

今年、初めて見る「ほたる」。

そんな季節になったのである。


置いて来てしまった愛おしい時、
遅咲きの桜の咲く頃に、彼岸に渡したポチの親、俺の娘、猟の信頼できる友、
愛人・・・いや愛犬・・・・・・

まあ、愛おしいもの・・・であるな、一言で。

すべて、もの・・というべきか、時というべきか、
いずれ、薄れ忘れ去る過去である。


が、感傷に、季節の移ろいは、いつの時代も言葉を選ぶほどに重く。

ささやかな、移ろいを、季語にしたためる。


ホタルを火垂 と表す術がある。

さみだれ・・・五月雨(もはや6月下旬であるが)、梅雨の候、旧暦では今頃であろう・・・・・を、

「さ水垂」---「早水垂」と示す術があるそうである。


さ--早・・・・とは神に捧ぐイネの苗、水垂とは、梅雨・・・天より与えられる恵みの雨(モンスーン)であろう。


火垂と早水垂・・・時をおなしくして、相反する似た文字使い。




さみだれという、コミニティーを使う私の、
ちょこっとばかし、感傷の晩である。
2010.06.26:kuma仙人:

ほたる

おとといの夜、ウチの畑のトウモロコシの葉に、一匹のほたるが‥。
なんか、懐かしく思えた。なぜだろう‥。

若いとき、淋しいことや、悔しいとき、ひとりの時間が欲しくなると、一人車を走らせ、ホタルの見える所にいき、ココロ和ませ、落ち着かせていたのでした‥。

もうそんな季節に‥。

新聞などでは、ちょっと早い頃に、ホタルが飛び交っている‥とあった。

そんな事も、おもいでになってしまってるんだなぁ‥と。


今年も、ほたるを探しに、和みにいこうかな‥。

自然いっぱいの仙人様の近くには、たくさんいるんだろうなぁ‥。
2010.06.26:ダッフィー:[編集/削除]

ダッフィー様 (ホタル)

ほたるを初めて見たのは、山形にきてからでした。
信州の、わが故郷にはいなかった。
標高が高くて、生息していなかったのか、
見たことがありませんでした。

ホタルの光、窓の雪

と歌われる通り、なぜかホタルは国民的存在だけれど、
それを見たことがない、おいらは、いけない存在かと思っていたのだけれど、20年近く前に、高畠にきて初めて見たのでした。

不思議・・・今でも不思議。
何で光るの???電気もないのに・・・・


不思議虫ですな。
この世のものとは思えない。


だから、おいらは心を奪われちゃう。

どうですか、ホタル狩りにでも行きましょうか???

(下世話ですが、車のウインカーを点滅させると沢山飛んでくるんですよ)

2010.06.28:管理人=くまっち:[編集/削除]

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