若い若い入道雲である。
底面が平らで、上部がモコモコの雲は、
その下の田面と景色をそのまま空に浮かべたかの様である。
レンブラントの光線は上空に伸び、
ここに住み、毎日を暮らす中であっても印象的な景色。
少女のように宮崎の「ラピュタ」を想い
この画の中に幾つかの限られた世界を感じ
野良仕事に汗を流しながら、空気を味わい消化出来ている様な幸せを感じる。
携帯電話のカメラもなかなかのものである。
久しぶりに暑く・・しかし風は爽やかであった。
汗は大いに流れ、顎から滴る間もなく昇華する。
体力は消耗するのであるが、
保育園から帰った子供たちが、
父や母の仕事を見て、感じながら
その廻りで戯れる姿は、理想的な農村風景の様でもある。

彼らは、父母の働く姿、背中を見て育つのである。
汗を流し働く姿を日常にとらえ育つのである。
どうか、汗流し働く事を美しい事と信じてほしい。
労働と報酬は、汗や苦である。
決して脳だけを使う仕事が、綺麗で上品で洗練された仕事ではない事を、
君たちは、感じて大人になってほしい。
土とともにしあわせが育つのだ
蒔いた種は 大地が育み
君が育み 太陽が育むのである。
人間だけに為し得る技でない事を忘れてはならない
コンクリートに種は育たず・・・・
学にもまた育たず・・・・・
種は
博識と汗に応ずる
--------------------Kuma------------
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