日々のやり繰りにも思案しなければならない状況であるが・・・。
早く、年間安心して暮らせる農民として自立したいところだが、
ベンツとまでは言わないが・・・セルシオが買えるくらいのトラクターや、
コンバインだの田植え機だの・・・借金はまだまだある・・・。
で、喰うものが無いと我が家のかみさん・・・
「おめ~なぁ~、創意工夫ってあるだろうが・・・
俺だって、家に幾らお金があって幾ら使えるなんて、わかんねーよ
ヤマザワに買い物に行くったってさ~
予算決めてかなきゃ馬鹿の買いもんじゃぁねえのか~。
俺は、家に金がねえ事は知ってるが、家計はお前さんに任してるんだから、
俺にこれで買い物頼む・・ぐらいできね~のか~・・」
と、まくしたててしまった。
で、
優しい私は、強力粉と魚肉ソーセイジが1本しかない冷蔵庫を眺め・・・
(ワラビや山菜、岩魚、熊肉 等は入っている・・倉庫にはジャガイモいっぱいある)
フリッターというか、おやきと言うかをこしらえるのであった。
これが、旨い。
子供たち絶賛である。 旨い・・・。
我ながら よくできた。
高価な・・・いや、材料なんて工夫次第である。
活発な脳が、食を華やかにする。
材料など、食文化の広がりに資するが、深みには人間の脳が必要なのである。
レシピを記そう・・
分量は経験で判断致されたし。
強力粉
魚肉ソーセージ(微塵にカット)
ネギ(畑から調達の事、小口切り)
アイヌネギ(庭から調達されたし、小口切り)
オイスターソース(焦げないように極僅か)
昼間の残りの温麺のつゆ(カツオの出汁、鳥ガラスープのもと、塩、醤油、味噌、酒)
いずれも適量をボールにぶちまけ、良く練る事である。
強力粉は、練る事で口当たりが良くなる。
とろ~っと、とんかつソースよりやや硬め位の水加減である。
油を引き、熱したパンにカレー匙山もり一つずつ焼きあげる。
味は、なぜか旨い餃子を食べている様な・・・
そのままでも充分な味はあるのだが、餃子のタレ(酢、醤油、ラー油)が合う。
やはり決め手はアイヌネギであるかもしれない。
無い方は、ニラとニンニクで代用されたし。
仙人志向のレシピであるが、一応かみさんの名誉のため・・・(でもないか)
天ぷらだけは上手い・・・・
吾輩も、これには脱帽である・・・(これだけではあるが)
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