いのち を

誰も知らない 花の様に
貴方の為に 生まれた私

まあ、あるグループ(アリス)の歌の詩である。
この作詞はアリスのメンバーではなかったと思う。

言葉は素晴らしい。

あらゆる状況を映す。
しかし、その陰には、映し切れない多くが控えている事を想像させてくれる。

言葉ありき。

言葉から、俺たちの生き方、目標が生まれるのだ。

そして、言葉には責任がある。

素敵な旋律の様に、
他人に与えるイメージではなく、より真実に近い印象。



俺は
「狩人」である。
「マタギ」である。

山の命を直接的に得うる人間である。
或いは、命を絶つ責任を負った人間である。

生命を奪うのである。
これには、己の責任を賭けて向かっているのだ。


生命を奪う事は、辛く苦しい事である。

書けば簡単だが・・・・・・・・・、

そんな、命の・・・・いのちの途切れる瞬間を、わが手で下す・・狩人・マタギは
・・・・、
その、命を奪う責任を我が命に賭けなければならないのだろう。

仙人志向、マタギ、狩人。
農民・百姓。

命を噛みしめ、咀嚼し、
滴る血に、さらに命あった事を噛みしめ、
生を喰らう人間である事を 腑にすえ、生きるのである。

他の痛みを知り、他に優しくなれる我が子たちたれと願う。

小さな君たちが、父の経験を眺め見て、苦しみを感じていると知っている。
強くなれ、優しくあれ。

そう育つ君たちが、私の誇りだ。
私の生きざま以上に、幼い君たちは気丈だ。
強い事と優しい事は同等である事が望ましいのである。
強さが勝っても、優しさだけが勝ってもいけない。
強く、優しくあれ。




それに比べて、
政治家なんてアマちゃんだね。
言葉に重さも、命も感じない。 
2010.05.06:kuma仙人:[山・鉄砲撃ち]

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