馬頭琴が響き、夕餉を・・・  エコテレビがエコでなく

胡弓の様な、二胡の様な、まったりと、長い髪を波の様に梳る、そんなメロディーに、暫く酔った。

馬頭琴の音。モンゴルの音である。

NHK FM 午後6時からの「夕べのひととき」である。

阿漕な視聴料徴収や、内部の不正やスキャンダルが絶えないNHKである。
法律で決まっているからと、ワンセグ携帯を持っている扶養されている子弟に、扶養者に相談なく無理やり契約してしまう、あのNHKである。

流れる 音楽に 罪はない。
素晴らしかった。

音に酔った。

小学校の国語の教科書に「スーホーの白い馬」というのがあった。
衝撃的な内容に、未だ忘れられない。
権力に、民衆、弱者が翻弄される物語であった。

確か、そこに、白馬のなれの果てとして、「馬頭琴」が登場するのであった様な気がする。

何とも、DNAを刺激される音色である。(モンゴル人的顔とよく言われる)

テレビを撤去して一カ月のラジオ生活である。


話が、がらっと現実的になるのだが・・・・・。
エコポイントを貰えるような、我が家の液晶42型ハイビジョンテレビを撤去して、1か月が立つ。
電気を食わず、Co2削減のエコテレビだとかの振れ込みもあったし、電気料などもしかすると節約なるかも、などと思っていた。

以前は29型のブラウン管 普通テレビ。

今日、東北電力の検針が訪れ、
”今月の電気料・・・12.809円 前年度は16.310円でした”
と、?????
先月の電気料が、確かテレビあって14・500円。
高畠町のエコチャレンジだか何だかで、かなり電気の節約に注意して、頑張ってこのくらい。

今月は、農作業も始まり、電気 水道(井戸だから電気使う。驚くなかれ、ここには町会議員はいるが、水道がまだ来ていない。井戸しかない。日本昔噺みたいなところなのだ)をつかうだけ使って、12.809円

家を建てたばかりで、家財道具も何もない状態の時と同じである。
当時、テレビはなかった。

エコなんて嘘だ。

エコテレビ・エコポイントなんて、本当に嘘だ。
テレビを大きくした分だけ、電気は余計に食うし、そんな事を、日本全部でしていたら、エネルギーの需要は高まるばかり。
地デジ化も経済界の為の需要を作る政策だった。やっぱり・・・・

あ~やられましたね~。
薄型、新型なら少しはエコなのかと思ったが・・・・・・。



美しい馬頭琴に・・・・

こんなつまらん世界は似合わないな。
2010.04.22:kuma仙人:[ぼやき・つぶやき]

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