突然ですが皆さま、雑色って読めますか?
“ざっしょく”じゃないですよ~。
答えは…
“ぞうしき”
関東の私鉄、京浜急行電鉄の駅名です。
現在駅付近に雑色という地名はないのですが、
かつて駅の所在地である仲六郷のことを雑色と呼んでいたようです。
雑色とは、9世紀頃の日本で天皇の秘書的役割を果たした
蔵人(くろうど)の見習いのことを言うのだそう。
また、特殊な手工業の技術をもったいくつかの身分の人々のことを
雑色人と呼んでいたという記載もありました。
しかし、駅名や地名がこれらに由来しているかどうかは不明なもよう。
ミステリアスです。
・・・・・・・・
さて、今回なぜ雑色駅に降り立ったかといいますと、
実はこういったものがありまして…
大田区観光協会が作成しており、
大田区内、池上や馬込、田園調布など
地域ごとの案内マップをホームページ上で
閲覧できます。
(送料負担で郵送もしてもらえるようです)
ということで、今回はこのマップを頼りに
六郷を歩いてみました。
(よろしければ大田区観光協会のマップと
2窓でご覧ください…^^;)
・・・・・・・・
東京事務所の最寄り駅、
梅屋敷から横浜方面の電車に乗り
ふた駅目の駅が雑色です。
改札を出るとすぐ雑色アーケードがあります。
…というより、駅自体雑色アーケードの一部なのでしょうか。
(踏切を渡って反対方面には
アド街ック天国でも紹介された
雑色商店街があったようです。
梅屋敷ぷらもーるにも
引けを取らぬ賑わいだということで
気付かなかったことに後悔…!)
第1京浜の横断歩道を渡って、
水門通り商店街をずっと歩いていきます。
道幅が広く車でも割と通行しやすそうです。
八百屋、花屋、駄菓子屋にお惣菜、
豆腐屋、畳屋、パン屋、米屋、
食事処から眼科美容院ピアノ教室…!!
おそらくなんでもあります。
ここの商店街もなかなか
規模が大きいところなのかもしれません。
さすがは150の商店街を有する大田区です。
商店街を過ぎると今度は
住宅地といったかんじのエリアが見えてきます。
桜が綺麗な南六郷緑地。
▼平和な光景です。
公園を通り抜け、
第1のポイント六郷水門に辿りつきます。
現在使われることはありませんが、
下水道が整備されるまでの間
六郷用水や周辺の生活用水を
多摩川へ排水するために機能していました。
▲裏側。落書きでしょうか?
水門の向かって右手から
多摩川に架かる六郷橋までの
河川敷一帯が多摩川六郷橋緑地です。
遊具や野球場があり、敷地はかなり広大です。
この日はすばらしい天気で
歩いているだけで楽しい気持ちに。
▲きれいに整備されています。
▲桜がこんなに近くに。
追いかけっこしている子供たち、
写真を撮りにきている人々、
桜の下でお昼休憩中の方もいました。
土手沿いの道はこのあたり定番のルートなのか
ジョギング中の多くの人とすれ違いましたね。
満開の桜を眺めながらの運動は気持ち良さそうですね!
土手沿いをずっと歩き…
▲サイクリングロードと歩道がわかれています。
離れがたい景色ですが、次の目的地に向かうため
階段を下りて、京急の線路がある方へと戻ります。
(土手から下りる階段を間違えてしまい
道に迷ったので、この辺はマップ通りに行けませんでした。
住宅地となにか工場の横を通った気がします…)
そして、第2のポイント、六郷神社に到着。
六郷神社は源家や徳川家康と縁のある神社です。
裏手に六郷幼稚園があり、
私が行った頃がちょうど閉園の時間だったのか
子供たちが境内で元気に遊んでいました。
それにしても自転車が多いです。
毎年1月7日には七草こども流鏑馬祭という
男児の開運・健康・出生祈願の行事があるそうです。
鎌倉時代から伝わる伝統的な行事で
東京都の無形民俗文化財に指定されています。
六郷神社を出まして
第1京浜沿いを川崎方面に向かって歩き、
六郷土手駅へ着く手前の路地を左手に曲がると
最後のポイント、北野神社(北野天神)があります。
徳川8代将軍の落馬を止めたという由縁があり、
別名落馬止め天神と呼ばれています。
受験生や政治関係、競馬関係者などが
“落ちませんように”と
お参りが盛んなところなのだそうです。
あいにくこの日は私以外誰もおらず
ちょい怖だったもので
写真を撮ってそそくさと退散していまいました。
空襲で唯一残った手水石や
長寿を祈願し“鶴さん”“亀さん”と親しまれる
千年石・万年石など見どころが色々とあった
ようなのですが…。
「落馬止め」から「悪いことを止める」にも転じて
病気、痛み止め祈願もされているようです。
(私が止めたいものはやはりスギ花粉ですね。
今も鼻がむずむずしています。)
毎月25日が縁日だそうで、縁日には等身大の木馬に乗って
祈願する習わしが江戸時代から伝わっています。
・・・・・・・・
六郷ウォークのゴールは六郷土手駅。
無事駅に辿り着きました。
言わずもがな、六郷川(多摩川の下流をそう呼びます)の
土手の脇に設けられたことが駅名の由来でした。
ホームからの眺めもなかなかのものです。
▼ホーム先端
鉄道好きにも人気のポイントだそうですよ。
今回歩いた距離は約3㎞。スニーカー必須です。
私としては初めて行く場所ばかりでしたので、
新発見ばかりで再発見とはなりませんでしたが…。
まだまだ隠れポイント沢山あるようなので
次に行くときが真の大田の魅力再発見…になるかもしれません。
ということで、<続?>
・・・・・・・・
参考文献
大田区観光協会HP
六郷神社HP
PORTAL TOKYO 東京ガイド
北野天神HP
大田区の公園
InfoAtlas
官制大観 律令官制下の官職に関わるリファレンス
Wikipedia
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“アカシア”と“とち”
今日の大田区の最高気温は20℃予想。
風はまだ少し冷たいですが、天気が良く
とても気持ちがいいですよ。
事務所のある施設のまわりには
タンポポがたくさん咲いていました。
可愛らしいです。
そうそう、先日は同施設内企業の方に
お花をおすそ分けして頂いたんです。
少しばかりさっ風景な事務所なので
お花があるとすごく癒されます。
・・・・・・・・
花といえば花の蜜から採れる、はちみつですね。
(強引でしょうか…?^^)
昨年度、3月のダイシン百貨店での催しの際に
“アカシア”と“とち”
二種類のはちみつを販売していましたが、
一体どんな違いがあるのでしょうか。
気になっていたので調べてみました。
まず、はちみつについてですが、
花の数だけ種類があるとも言われており、
世界で確認されているものだけでも1,000種類以上あるそうなんです。
(その中にはもちろん食べられないものも。
トリカブトの蜜なんかがそうです。
誰も食べたくないと思いますが…)
採取された花によって色や香り、味が大きく違い、
また同じ花の蜜でも
産地や年ごとに味が違ってくるんだそうです。
一般的に色が濃くなるにつれて、
味・香りが強くなります。
あっさりしたものが好きな場合は
色の薄いものを選べばいいんですね。
はちみつは体内に吸収されやすく
胃腸にも優しい食品です。
ビタミン・ミネラルも豊富で
主成分であるブドウ糖は
運動後の疲労回復にも一役かってくれるそうです。
なるほど。はちみつは体に良いとよく言われますよね。
さて、本題です。
“アカシア”のはちみつは人気が高く
一般的に店頭に並んでいることが多い種類です。
はちみつに使われているのは正確に言うと“アカシア”ではなく
“ニセアカシア”というものだそうです。
偽?というと聞こえが悪いですが、
元々は“ニセアカシア”が日本に持ち込まれ、
“アカシア”と呼ばれていたのが
その後、本来の“アカシア”の種がやってきたことにより
区別するために“ニセアカシア”と呼ばれるようになったそうです。
決して品質が劣っているということではなく、
「はちみつの女王」と呼ばれるほど上質なものなのです。
淡く美しい色をしており、
はちみつ特有の風味や癖が少なく
食べやすいのが特徴です。
トーストやコーンフレークにかけるなど、
はちみつ本来の味がわかるような食べ方がお勧めされています。
“とち”のはちみつは主に東北地方に分布する
“トチノキ”の花から採取されたものです。
“トチノキ”は大木になるものが多く、
一本の木から多くのはちみつが生産できますが
近年伐採が進むにつれ、生産が減っており、
“とち”蜜は希少なはちみつなのだそう。
香りに特徴があり、
色は“アカシア”よりも濃くて紅茶のよう。
ほんのりとした酸味と独特の味わい、
後味はさっぱりとしています。
フルーツとミキサーに入れジュースにしたり、
ヨーグルトやコーヒー・紅茶に混ぜていただくのが
お勧めだそうです。
豆知識
★古くはエジプトのミイラづくりに
防腐剤としても使われていました。
(作業中蜂に刺されたりしなかったんでしょうか)
★一匹のみつばちが集めることのできる蜜の量は
ティースプーン一杯分なのだそう。
そういうことを知ると申し訳ない気もしてきます。
大切に食べたいですね。
・・・・・・・・
今月17日の池上朝市にも
100%山形県飯豊町産の「純粋ハチミツ」
“アカシア”蜜、“とち”蜜、
二種類持って参りますので
お時間ありましたら覗きにいらして下さいね。
なお、ながいファン倶楽部のネットショップには
桜の花の蜜から採取した
“さくらんぼはちみつ”もございます。
ぜひご利用ください。
やまがたタス物産館
・・・・・・・・
参考文献
はちみつ専門店 Kondo Honey Factory
はちみつ専門店 ラベイユ
ハチミツの驚異の働き!はちみつの栄養と食品
Wikipedia
おすすめの食べ方に関しては
主にこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
はちみつに関する情報が豊富でタメになります。
激烈! はちみつマニア。
・・・・・・・・
風はまだ少し冷たいですが、天気が良く
とても気持ちがいいですよ。
事務所のある施設のまわりには
タンポポがたくさん咲いていました。
可愛らしいです。
そうそう、先日は同施設内企業の方に
お花をおすそ分けして頂いたんです。
少しばかりさっ風景な事務所なので
お花があるとすごく癒されます。
・・・・・・・・
花といえば花の蜜から採れる、はちみつですね。
(強引でしょうか…?^^)
昨年度、3月のダイシン百貨店での催しの際に
“アカシア”と“とち”
二種類のはちみつを販売していましたが、
一体どんな違いがあるのでしょうか。
気になっていたので調べてみました。
まず、はちみつについてですが、
花の数だけ種類があるとも言われており、
世界で確認されているものだけでも1,000種類以上あるそうなんです。
(その中にはもちろん食べられないものも。
トリカブトの蜜なんかがそうです。
誰も食べたくないと思いますが…)
採取された花によって色や香り、味が大きく違い、
また同じ花の蜜でも
産地や年ごとに味が違ってくるんだそうです。
一般的に色が濃くなるにつれて、
味・香りが強くなります。
あっさりしたものが好きな場合は
色の薄いものを選べばいいんですね。
はちみつは体内に吸収されやすく
胃腸にも優しい食品です。
ビタミン・ミネラルも豊富で
主成分であるブドウ糖は
運動後の疲労回復にも一役かってくれるそうです。
なるほど。はちみつは体に良いとよく言われますよね。
さて、本題です。
“アカシア”のはちみつは人気が高く
一般的に店頭に並んでいることが多い種類です。
はちみつに使われているのは正確に言うと“アカシア”ではなく
“ニセアカシア”というものだそうです。
偽?というと聞こえが悪いですが、
元々は“ニセアカシア”が日本に持ち込まれ、
“アカシア”と呼ばれていたのが
その後、本来の“アカシア”の種がやってきたことにより
区別するために“ニセアカシア”と呼ばれるようになったそうです。
決して品質が劣っているということではなく、
「はちみつの女王」と呼ばれるほど上質なものなのです。
淡く美しい色をしており、
はちみつ特有の風味や癖が少なく
食べやすいのが特徴です。
トーストやコーンフレークにかけるなど、
はちみつ本来の味がわかるような食べ方がお勧めされています。
“とち”のはちみつは主に東北地方に分布する
“トチノキ”の花から採取されたものです。
“トチノキ”は大木になるものが多く、
一本の木から多くのはちみつが生産できますが
近年伐採が進むにつれ、生産が減っており、
“とち”蜜は希少なはちみつなのだそう。
香りに特徴があり、
色は“アカシア”よりも濃くて紅茶のよう。
ほんのりとした酸味と独特の味わい、
後味はさっぱりとしています。
フルーツとミキサーに入れジュースにしたり、
ヨーグルトやコーヒー・紅茶に混ぜていただくのが
お勧めだそうです。
豆知識
★古くはエジプトのミイラづくりに
防腐剤としても使われていました。
(作業中蜂に刺されたりしなかったんでしょうか)
★一匹のみつばちが集めることのできる蜜の量は
ティースプーン一杯分なのだそう。
そういうことを知ると申し訳ない気もしてきます。
大切に食べたいですね。
・・・・・・・・
今月17日の池上朝市にも
100%山形県飯豊町産の「純粋ハチミツ」
“アカシア”蜜、“とち”蜜、
二種類持って参りますので
お時間ありましたら覗きにいらして下さいね。
なお、ながいファン倶楽部のネットショップには
桜の花の蜜から採取した
“さくらんぼはちみつ”もございます。
ぜひご利用ください。
やまがたタス物産館
・・・・・・・・
参考文献
はちみつ専門店 Kondo Honey Factory
はちみつ専門店 ラベイユ
ハチミツの驚異の働き!はちみつの栄養と食品
Wikipedia
おすすめの食べ方に関しては
主にこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
はちみつに関する情報が豊富でタメになります。
激烈! はちみつマニア。
・・・・・・・・
長井のこと、大田区のこと
こちらに通うようになって一週間が経ちましたが、
まだまだ知らないことばかりです。
長井と大田区をつなぐ東京事務所ですから
今回は長井市と大田区について調べ、
自分なりにまとめてみようと思います。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と言いますしね!
(戦はしませんが・・・)
長井市って?置賜って?
長井市は山形県南部にあり、人口は約3万人の市。
山形県は庄内地域、最上地域、村山地域、そして置賜地域と
大きく4つの地域にわけられます。
それぞれが特有の文化を有しており、
また、方言も地域や年代によって違ってくるそうです。
なんだかイギリスみたいです。
置賜地域は長井市のほか、米沢市、南陽市、
飯豊町、小国町、高畠町、川西町、白鷹町の3市5町から成り、
各々に豊かな自然とおいしいものがたくさん!
米沢といえば米沢牛!ですが、食べたことはありません・・・。
あこがれです。
ちなみに東京事務所のパソコン、
“おきたま”で変換できないので
「置く 賜物」と入力しています(^^;)
長井という地名は「水の集まるところ」に由来するそうなのですが
それだけでは???です。
そこで[長井市 地名の由来]で検索していたところ、
まさに今私が利用している地場産東京事務所ブログ記事がでてきました。(!)
臨時駐在員の“鈴木さん”の記事です。
『長井の由来』
これによると長井の「井」が「水の集まるところ」
という意味だそうです。なるほど。
(「長」は「奈加」→「蛇」などの推察をされています。ぜひご一読!)
最上川舟運の港町として栄えたという歴史もあり、
8月上旬に行われる水まつりという
水を利用したイベントもあるようで
昔から現在に至るまで、
清らかな水とご縁のあるところなのですね。
“水と緑と花のまち長井”というスローガンもうなずけます。
市の花であるアヤメ、市の木ツツジ、推奨木のサクラなど
自然にまつわる催しも多く、なかでも国指定の天然記念物、
樹齢1200年にもなる久保桜は、毎年遠くから見に来る人も多く
とても有名な桜なのだそうです。1200年とは、長生きですよね。
“不伐の森条例”という、緑を育て、守っていくことを目的とした
条例も制定され、
そういった、地域の自然保護する活動が盛んなようです。
農業で注目したいのがレインボープランというもの。
これは家庭から出た生ゴミを堆肥として活用し、
その肥料を用いて農産物をつくり、
再び新鮮な野菜や果物になって
家庭に戻ってくるという仕組みです。
自分の家庭から出た生ゴミが栄養となって
循環し、また食卓にあがると思うと
消費者の方も愛着が湧きそうですね。
こうした自然にあふれ、環境保護に積極的な一方で
町工場が集積し、工業で発展してきたという側面もあります。
産業ロボットの製造に携わっている企業が多く
こうした地元企業と地元工業高校が連携して
地域でものづくりを盛り上げていこうという
動きがあり、注目を集めています。
調べてみると、様々な面で地域の協力体制が
整っているように感じました。
市民参加型のイベントが多数あることからも
その団結力がうかがえますね。
・・・・・・・・
大田区ってどんなとこ?
人口約69万人。東京の特別区のひとつで、23区の一番南、
神奈川県川崎市と隣接しています。
大田区は前身である大森区の大、蒲田区から田を取って
1947年に誕生しました。知ってました?
私は知りませんでした・・・。
高級住宅街“田園調布”がある調布地域、
羽田空港を有する糀谷・羽田地域、
かつて主要な海苔の産地であり
現在は町工場が集まる大森地域、
そして、区役所や産業プラザなどが存在し
大田の中心地域とも言える蒲田地域にわけられます。
田園調布、海外ハイブランドのジャージを着た婦人が
犬の散歩をしているようなことが日常茶飯事らしいのですが・・・
気になります。
私ども、置賜地域地場産業振興センター東京事務所が入っている
産学施設も蒲田にあります。
大田区には約4,000もの町工場があり
「モノづくりのまち」として知られています。
そのほとんどが金属部品の加工を主としている工場です。
すべての工程を一つの工場でやるのではなく
一つの工程を一つの工場で行い、
出来上がった製品を次の工程の工場へ持っていく
“仲間まわし”という体制をとっています。
多くの工場が集まる大田区だからこそ
できることなんですね。
それぞれが専門分野で力を発揮し、
近くの工場どうしが協力し合う大田区は
「モノづくりの達人が集まったまち」と言われているそうですよ。おお~!
また、住まいと工場を共存できるように
騒音や振動の対策を工夫していること、
従業員が9人以下の企業が82%を占め、関係が密接であること、
近くの工場どうしで切磋琢磨しあうことで生まれる高度な技術が
「達人」と言われる所以なのだそうです。
工場と住居があるところでは商業も栄える、ということで
大田区には150の商店街があり、
住民の生活に欠かせないものとなっています。
地場産東京事務所のすぐ近くにある梅屋敷商店街は
特に活気溢れ、毎日多くの人が利用する場所です。
チェーン店が店舗前に小さい出店を置き
お客を呼び込む様子が見られるのは
商店街ならではのことなんでしょう。
2010年10月には羽田空港の国際線ターミナルが開業し、
地域交流、観光交流にますます期待が募ります。
まさに“地域力・国際都市おおた”ですね。
町工場が多いところ、
商店街ではイベント・お祭りなどが活発なところもあり
そのあたりは長井との共通点かな?と思います。
・・・・・・・・
さて、3月に大田区のダイシン百貨店で行われた
長井フェアを手伝わせていただいたときに
「これおいしいのよね」
「今回は○○持ってきてないの?」
とおっしゃるお客さまが居たり、
「おいしいからあなたも買ってみてよ」
と他のお客さまに勧めてくださる方が居たりして、
長井の物産が大田区のダイシンのお客さまに
浸透しているんだな~と感じました。
今後も物産はもちろん、
両地域力をいれている“ものづくり、そして人と人、
様々な面での交流が広がるといいですね。
ところで皆さん、目が疲れませんでしたか?
最後まで目を通していただきありがとうございます。
・・・・・・・・
参考文献
長井市ホームページ
山形県ホームページ
おきたまジェーピー
NAGAIロボットプロジェクト
大田区ホームページ
Wikipedia
※東京23区の画像は無料地図素材ねっとからお借りしました。
・・・・・・・・
まだまだ知らないことばかりです。
長井と大田区をつなぐ東京事務所ですから
今回は長井市と大田区について調べ、
自分なりにまとめてみようと思います。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と言いますしね!
(戦はしませんが・・・)
長井市って?置賜って?
長井市は山形県南部にあり、人口は約3万人の市。
山形県は庄内地域、最上地域、村山地域、そして置賜地域と
大きく4つの地域にわけられます。
それぞれが特有の文化を有しており、
また、方言も地域や年代によって違ってくるそうです。
なんだかイギリスみたいです。
置賜地域は長井市のほか、米沢市、南陽市、
飯豊町、小国町、高畠町、川西町、白鷹町の3市5町から成り、
各々に豊かな自然とおいしいものがたくさん!
米沢といえば米沢牛!ですが、食べたことはありません・・・。
あこがれです。
ちなみに東京事務所のパソコン、
“おきたま”で変換できないので
「置く 賜物」と入力しています(^^;)
長井という地名は「水の集まるところ」に由来するそうなのですが
それだけでは???です。
そこで[長井市 地名の由来]で検索していたところ、
まさに今私が利用している地場産東京事務所ブログ記事がでてきました。(!)
臨時駐在員の“鈴木さん”の記事です。
『長井の由来』
これによると長井の「井」が「水の集まるところ」
という意味だそうです。なるほど。
(「長」は「奈加」→「蛇」などの推察をされています。ぜひご一読!)
最上川舟運の港町として栄えたという歴史もあり、
8月上旬に行われる水まつりという
水を利用したイベントもあるようで
昔から現在に至るまで、
清らかな水とご縁のあるところなのですね。
“水と緑と花のまち長井”というスローガンもうなずけます。
市の花であるアヤメ、市の木ツツジ、推奨木のサクラなど
自然にまつわる催しも多く、なかでも国指定の天然記念物、
樹齢1200年にもなる久保桜は、毎年遠くから見に来る人も多く
とても有名な桜なのだそうです。1200年とは、長生きですよね。
“不伐の森条例”という、緑を育て、守っていくことを目的とした
条例も制定され、
そういった、地域の自然保護する活動が盛んなようです。
農業で注目したいのがレインボープランというもの。
これは家庭から出た生ゴミを堆肥として活用し、
その肥料を用いて農産物をつくり、
再び新鮮な野菜や果物になって
家庭に戻ってくるという仕組みです。
自分の家庭から出た生ゴミが栄養となって
循環し、また食卓にあがると思うと
消費者の方も愛着が湧きそうですね。
こうした自然にあふれ、環境保護に積極的な一方で
町工場が集積し、工業で発展してきたという側面もあります。
産業ロボットの製造に携わっている企業が多く
こうした地元企業と地元工業高校が連携して
地域でものづくりを盛り上げていこうという
動きがあり、注目を集めています。
調べてみると、様々な面で地域の協力体制が
整っているように感じました。
市民参加型のイベントが多数あることからも
その団結力がうかがえますね。
・・・・・・・・
大田区ってどんなとこ?
人口約69万人。東京の特別区のひとつで、23区の一番南、
神奈川県川崎市と隣接しています。
大田区は前身である大森区の大、蒲田区から田を取って
1947年に誕生しました。知ってました?
私は知りませんでした・・・。
高級住宅街“田園調布”がある調布地域、
羽田空港を有する糀谷・羽田地域、
かつて主要な海苔の産地であり
現在は町工場が集まる大森地域、
そして、区役所や産業プラザなどが存在し
大田の中心地域とも言える蒲田地域にわけられます。
田園調布、海外ハイブランドのジャージを着た婦人が
犬の散歩をしているようなことが日常茶飯事らしいのですが・・・
気になります。
私ども、置賜地域地場産業振興センター東京事務所が入っている
産学施設も蒲田にあります。
大田区には約4,000もの町工場があり
「モノづくりのまち」として知られています。
そのほとんどが金属部品の加工を主としている工場です。
すべての工程を一つの工場でやるのではなく
一つの工程を一つの工場で行い、
出来上がった製品を次の工程の工場へ持っていく
“仲間まわし”という体制をとっています。
多くの工場が集まる大田区だからこそ
できることなんですね。
それぞれが専門分野で力を発揮し、
近くの工場どうしが協力し合う大田区は
「モノづくりの達人が集まったまち」と言われているそうですよ。おお~!
また、住まいと工場を共存できるように
騒音や振動の対策を工夫していること、
従業員が9人以下の企業が82%を占め、関係が密接であること、
近くの工場どうしで切磋琢磨しあうことで生まれる高度な技術が
「達人」と言われる所以なのだそうです。
工場と住居があるところでは商業も栄える、ということで
大田区には150の商店街があり、
住民の生活に欠かせないものとなっています。
地場産東京事務所のすぐ近くにある梅屋敷商店街は
特に活気溢れ、毎日多くの人が利用する場所です。
チェーン店が店舗前に小さい出店を置き
お客を呼び込む様子が見られるのは
商店街ならではのことなんでしょう。
2010年10月には羽田空港の国際線ターミナルが開業し、
地域交流、観光交流にますます期待が募ります。
まさに“地域力・国際都市おおた”ですね。
町工場が多いところ、
商店街ではイベント・お祭りなどが活発なところもあり
そのあたりは長井との共通点かな?と思います。
・・・・・・・・
さて、3月に大田区のダイシン百貨店で行われた
長井フェアを手伝わせていただいたときに
「これおいしいのよね」
「今回は○○持ってきてないの?」
とおっしゃるお客さまが居たり、
「おいしいからあなたも買ってみてよ」
と他のお客さまに勧めてくださる方が居たりして、
長井の物産が大田区のダイシンのお客さまに
浸透しているんだな~と感じました。
今後も物産はもちろん、
両地域力をいれている“ものづくり、そして人と人、
様々な面での交流が広がるといいですね。
ところで皆さん、目が疲れませんでしたか?
最後まで目を通していただきありがとうございます。
・・・・・・・・
参考文献
長井市ホームページ
山形県ホームページ
おきたまジェーピー
NAGAIロボットプロジェクト
大田区ホームページ
Wikipedia
※東京23区の画像は無料地図素材ねっとからお借りしました。
・・・・・・・・
朝市の開催地、池上本門寺に潜入!!
昨日は、毎月(7,8,1,2月を除く)第3日曜日に朝市が開催されている
池上本門寺へ取材に行って参りました。
池上本門寺は750年もの歴史をもつ由緒正しきお寺であり、
“歴史的遺産の宝庫”なのだそうです。
なんだか、スゴイところですね…!
池上駅から目的地までの道中、小腹の空いた我々を
試すように点在するくず餅屋さんを通りすぎつつ…。
(池上はくず餅発祥の地と言われています。
ちなみに関西方面の名物“葛餅”とはまったくの別物。
葛餅がクズという植物の根の粉を主な原料としているのに対し、
関東では“久寿餅”と表記され、小麦粉を発酵させて作ります。
なので、関西のくず餅を想像して食べると違いに驚かれるかもしれません。
“久寿餅”といえば、大田区のお隣川崎市にある川崎大師も有名です。
食べくらべてみたいですね!)
本門寺入り口
駅から徒歩10~15分程度で到着。
どーんと構えるこちらの門、その奥に見える石段も
区の指定文化財とされています。
石段の段数は96段。石段のぼってご96さん!…ということでしょう。
(本当は「法華経」宝塔品の掲文96文字にちなんでいるそうです…)
朝市は門をくぐったすぐそこ、石段の手前でやっていますので
ご安心を!!
門のところにいままでの朝市の写真が飾ってありました。
さて、お花見スポットとしても有名な本門寺。
まだ蕾のものも多かったですが
陽のあたる場所の桜の木は綺麗に咲いていましたよ。
今週末から来週にかけてが一番の見ごろになりそうです。
朝市まで残っていてほしいですね…!
石段をのぼって…
墓地方面の桜
国指定重要文化財の本門寺五重搭。
我ながら、いい写真です。
本門寺の五重搭は関東最古、最大の五重搭だそうで、高さは29メートルあります。
創建400年以上にもなる、たいへん歴史ある建造物なのです。
築10年の我が家の歴史では到底敵いそうにありません。当たり前ですね。
・・・・・・・・
それでは皆さん!!
4月の朝市は17日の第3日曜日7:00~
平常通り開催予定です。
長井がらおいしいものを沢山持ってまいりますので、お楽しみに!
池上本門寺の名物猫さん。長井にある直売所、菜なポートのジャンパーのつもりです…。
・・・・・・・・
池上本門寺へ取材に行って参りました。
池上本門寺は750年もの歴史をもつ由緒正しきお寺であり、
“歴史的遺産の宝庫”なのだそうです。
なんだか、スゴイところですね…!
池上駅から目的地までの道中、小腹の空いた我々を
試すように点在するくず餅屋さんを通りすぎつつ…。
(池上はくず餅発祥の地と言われています。
ちなみに関西方面の名物“葛餅”とはまったくの別物。
葛餅がクズという植物の根の粉を主な原料としているのに対し、
関東では“久寿餅”と表記され、小麦粉を発酵させて作ります。
なので、関西のくず餅を想像して食べると違いに驚かれるかもしれません。
“久寿餅”といえば、大田区のお隣川崎市にある川崎大師も有名です。
食べくらべてみたいですね!)
本門寺入り口
駅から徒歩10~15分程度で到着。
どーんと構えるこちらの門、その奥に見える石段も
区の指定文化財とされています。
石段の段数は96段。石段のぼってご96さん!…ということでしょう。
(本当は「法華経」宝塔品の掲文96文字にちなんでいるそうです…)
朝市は門をくぐったすぐそこ、石段の手前でやっていますので
ご安心を!!
門のところにいままでの朝市の写真が飾ってありました。
さて、お花見スポットとしても有名な本門寺。
まだ蕾のものも多かったですが
陽のあたる場所の桜の木は綺麗に咲いていましたよ。
今週末から来週にかけてが一番の見ごろになりそうです。
朝市まで残っていてほしいですね…!
石段をのぼって…
墓地方面の桜
国指定重要文化財の本門寺五重搭。
我ながら、いい写真です。
本門寺の五重搭は関東最古、最大の五重搭だそうで、高さは29メートルあります。
創建400年以上にもなる、たいへん歴史ある建造物なのです。
築10年の我が家の歴史では到底敵いそうにありません。当たり前ですね。
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それでは皆さん!!
4月の朝市は17日の第3日曜日7:00~
平常通り開催予定です。
長井がらおいしいものを沢山持ってまいりますので、お楽しみに!
池上本門寺の名物猫さん。長井にある直売所、菜なポートのジャンパーのつもりです…。
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【スタッフ日記】春です。
こんにちは。
4月より東京事務所の駐在員になりましたタナベです。はじめまして。
1日からここ、東京事務所で勤務していますが、
電車内や駅で真新しいスーツを着た同年代の方を見るたびに
「お、仲間!」と勝手に安心していました。
大変な時ですが、こうして働けることに感謝しつつ、
元気にやってまいりたいと思います。
電話が鳴るたびにドキドキです。早速噛みました…。
東京事務所の駐在員は歴代(といっても私で三代目だそうです)
山形県長井市の出身なのですが、
私は戸籍をどうひっくり返してもどの角度から見ても、
横浜生まれでした。残念です。
生まれた場所はどうしようもないので、
これから山形県を、置賜地域を、長井市を!!一から学んでいく所存です。
ゆくゆくは皆さんから長井博士タナベと呼ばれますよう、
つや姫のような気持ちで(新米!!!)(上手くないですね……)
コツコツと頑張っていきたいと思います。
宜しくお願い致します。
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4月より東京事務所の駐在員になりましたタナベです。はじめまして。
1日からここ、東京事務所で勤務していますが、
電車内や駅で真新しいスーツを着た同年代の方を見るたびに
「お、仲間!」と勝手に安心していました。
大変な時ですが、こうして働けることに感謝しつつ、
元気にやってまいりたいと思います。
電話が鳴るたびにドキドキです。早速噛みました…。
東京事務所の駐在員は歴代(といっても私で三代目だそうです)
山形県長井市の出身なのですが、
私は戸籍をどうひっくり返してもどの角度から見ても、
横浜生まれでした。残念です。
生まれた場所はどうしようもないので、
これから山形県を、置賜地域を、長井市を!!一から学んでいく所存です。
ゆくゆくは皆さんから長井博士タナベと呼ばれますよう、
つや姫のような気持ちで(新米!!!)(上手くないですね……)
コツコツと頑張っていきたいと思います。
宜しくお願い致します。
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