前回、お米のルーツである亀ノ尾について調べましたが、
亀ノ尾は現在でも酒米として注目を集めているんだそうです。
(長井市博士、ながいファン倶楽部さんからお教え頂きました!
①コメント参照・ながいファン倶楽部記事)
亀治の熱い想いは受け継がれているのですね。
また、亀ノ尾を蘇らせた酒造をモデルにした
「夏子の酒」という漫画もあるようです。
(1994年にドラマ化もされていました。要チェックですね)
・・・・・・・・
さて、「ササニシキ」「コシヒカリ」「あきたこまち」
そして「つや姫」など
亀ノ尾の子孫であるおいしいお米たち。
日本では現在約300種ほどの稲が作付されているそうですが、
お米の品種の総数などは正確にわからず、
年々新しくうまれる品種、
逆に消えていった品種など様々あるようです。
なぜそんなにたくさんの品種がうまれるのでしょうか。
1940年代、当時お米は不足しており、
値段を国が決め、管理していたため
農家の収入は安定していました。
しかし1960年代にはいると、
今度はお米が余るようになります。
国が買い取ったお米は売れ残り、
農家に田んぼを減らすように指示がいきます。
(また、国が管理していた日本のお米は
世界各国にくらべ値段が高く、
消費者がら不満の声が出ていました。)
1993年の天候不順のときに
お米の供給が間に合わず、買占めが起こります。(平成米騒動)
そのとき外国からの輸入に頼ったことをきっかけに
今まで規制されていた輸入が自由になり
国はお米の管理から撤退します。
その後は市場での取引きによって
値段が決められることになります。
そうなると、今まで安定していた価格が一転、
よく売れるものもあれば、
低い値段をつけられてしまうものも出てきます。
生産者は大量生産に向き、よりおいしく見た目の良いお米を
作ろうという動きになり、
各産地間でますます切磋琢磨しあうようになりました。
各都道府県には奨励品種というものがあり、
普及するべき農作物の優良な品種を各々定めています。
近年山形県では
昭和40年代後半から60年代にかけて勢いのあった、
「ササニシキ」を奨励し、主として作付してきました。
“銀シャリには「ササニシキ」”と言われ、とても人気でした。
しかしその後「コシヒカリ」、「あきたこまち」に抜かれてしまいます。
そこで「ササニシキ」に代わって
「あきたこまち」と「庄内29号」を
掛け合わせた「はえぬき」へ期待を託しました。
稲が短いため倒れにくく、
味も他の品種に負け劣らずおいしいものです。
県内では瞬く間に主力品種にのしあがります。
ところが…。
やっぱり「コシヒカリ」は強かった!
全国的に作付を拡大し、
ぶっちぎりで生産量第1位の品種です。
そこで山形県では「はえぬき」、「コシヒカリ」の間の時期に出穂し
「はえぬき」と共存できる
更なる新しい品種の開発に挑んでいくのでした…。
<続>
・・・・・・・
農林水産省HP
農業総合研究センター 米づくりQ&A
つや姫HP
ASKお米のたわら蔵
いわて純情米
庄内平野のホームページ(JA全農山形)
msn産経ニュース
HOME > ●スタッフ日記
【大田区】六郷ウォーク・解決編
昨日の帰り、
前回の六郷散策で見逃していた雑色商店街へ行ってきました。
ここはテレビ東京の出没!アド街ック天国にも紹介されたところなんですね。
200店舗以上という、大田区最大の店舗数を誇る
たいへん賑わっている商店街です。
さて期待値をあげたところで…
ここです!!
うーん。
逆光で何がなんだか…。
まだまだデジカメを使いこなせていません。
▼逆方面から撮ったこれが一番まともでした。
写真ではいまいち賑わってる感が出ませんが、
すごく人が多いんです。
道幅が狭く、お店はどこもひらけていました。
(通路から見てもらえるようにしているんですね)
出店を出しているお店もたくさんあり、
(やきとり屋さん、行列ができていました)
縁日みたいな商店街、という印象です。
そうそう縁日といえば…チョコバナナが食べたいな~。
まあ、こんなところにチョコバナナが
売っているはずがないんですけどね(^^;)
……。
……え!?
なんと、八百屋さんがチョコバナナを売っていました。
(それにしてもヘタな前フリです)
野菜やくだものと同じように、平然と並んでいます。
思わず3往復くらいして見てしまいました。
写真を撮っていいか尋ねると、
「めずらしいからね~どうぞどうぞ」
と素敵な笑顔で了承してくださいました。
100円でした。
130円でした。
(たいやき屋さんにて)
クリームって邪道ですかね?
私は大好きなのですが…。
▲商店街にガスト。不思議な光景です。
▲梅屋敷にもある“しばしん”。目に留まる看板ですよね。
▲規模の大きい商店街にはどこもこういった
コミュニティーセンターがあるのでしょうか。
何往復かしながら見ていきましたが、賑やかで面白いです(>∇<)
(梅屋敷もそうですが)
活気のある商店街が近くにあると便利ですよね。
・・・・・・・・
さて商店街をあとにし、次の目的地へ向かいます。
線路沿いに六郷土手方面へ歩き、駅のすぐ近くに
ひっそりとある…
北野神社(北野天神)です。
別名「落馬止め天神」でしたね。
毎月25日は縁日で、木馬にまたがり
祈願することができます。
そしてこの日は25日。
意気揚々と向かいますが、誰もおらず……???
あとで問い合わせてみたところ
木馬での祈願は10:00~16:00の間だそうで、
私が行ったのは18時過ぎ、
完全に出遅れていました。
また来月、チャレンジです。
もしかして天神さまは、下調べを怠ってはいけないと
教えてくれたのでしょうか。
…などと考えながら帰路についたのでした。
<続?>
前回の六郷散策で見逃していた雑色商店街へ行ってきました。
ここはテレビ東京の出没!アド街ック天国にも紹介されたところなんですね。
200店舗以上という、大田区最大の店舗数を誇る
たいへん賑わっている商店街です。
さて期待値をあげたところで…
ここです!!
うーん。
逆光で何がなんだか…。
まだまだデジカメを使いこなせていません。
▼逆方面から撮ったこれが一番まともでした。
写真ではいまいち賑わってる感が出ませんが、
すごく人が多いんです。
道幅が狭く、お店はどこもひらけていました。
(通路から見てもらえるようにしているんですね)
出店を出しているお店もたくさんあり、
(やきとり屋さん、行列ができていました)
縁日みたいな商店街、という印象です。
そうそう縁日といえば…チョコバナナが食べたいな~。
まあ、こんなところにチョコバナナが
売っているはずがないんですけどね(^^;)
……。
……え!?
なんと、八百屋さんがチョコバナナを売っていました。
(それにしてもヘタな前フリです)
野菜やくだものと同じように、平然と並んでいます。
思わず3往復くらいして見てしまいました。
写真を撮っていいか尋ねると、
「めずらしいからね~どうぞどうぞ」
と素敵な笑顔で了承してくださいました。
100円でした。
130円でした。
(たいやき屋さんにて)
クリームって邪道ですかね?
私は大好きなのですが…。
▲商店街にガスト。不思議な光景です。
▲梅屋敷にもある“しばしん”。目に留まる看板ですよね。
▲規模の大きい商店街にはどこもこういった
コミュニティーセンターがあるのでしょうか。
何往復かしながら見ていきましたが、賑やかで面白いです(>∇<)
(梅屋敷もそうですが)
活気のある商店街が近くにあると便利ですよね。
・・・・・・・・
さて商店街をあとにし、次の目的地へ向かいます。
線路沿いに六郷土手方面へ歩き、駅のすぐ近くに
ひっそりとある…
北野神社(北野天神)です。
別名「落馬止め天神」でしたね。
毎月25日は縁日で、木馬にまたがり
祈願することができます。
そしてこの日は25日。
意気揚々と向かいますが、誰もおらず……???
あとで問い合わせてみたところ
木馬での祈願は10:00~16:00の間だそうで、
私が行ったのは18時過ぎ、
完全に出遅れていました。
また来月、チャレンジです。
もしかして天神さまは、下調べを怠ってはいけないと
教えてくれたのでしょうか。
…などと考えながら帰路についたのでした。
<続?>
山形の新しいお米、「つや姫」のこと①
2010年秋、山形のお米の新品種、
「つや姫」が全国デビューを果たしました。
私も毎日もりもり食べてます。
この「つや姫」や「はえぬき」「ササニシキ」
「コシヒカリ」「あきたこまち」…などなど。
古くから品種改良に改良に改良に改良に…改良を重ねた結果、
私たちがおいしく頂けているわけなんですね。
(現在も毎年のように新しい品種が登場しているということで、
改良の改良の改良…はこれからもずっと続けられるのでしょうかね?)
まるで家系図のようです。
品種改良は、よりおいしく、寒さや病気に強く、
雨風に負けない強いお米になれ!ということで、
現在ある品種の特徴を考えながら掛け合わせるんだそうです。
つや姫の家系はこんな感じでした。
「つや姫」や、上記であげたようなおいしいお米のルーツのひとつに
明治時代、山形県の庄内地方で生まれた
「亀ノ尾」という品種があげられます。
この「亀ノ尾」ですが、ある人物の汗と涙の結晶なんです。
阿部亀治といって、庄内の小作農でした。
当時の山形県の稲作は思わしくなく、
あちこちに倒れた稲が見られる状態でした。
とりわけ、冷害に悩まされていました。
(猛暑も作物に影響を及ぼしますが、
気温があがらないことも稲の成長に影響するんだそうです)
そんなとき、参拝に訪れた神社の近くで
亀治は倒れた稲のなか、
無事に起立していた3本の稲を発見し、持ち帰ります。
明治26年のことでした。
研究熱心だった亀冶。
失敗しても…
あきらめず、様々な工夫を凝らします。
明治30年となり、この年は
ウンカという害虫、そして冷害も発生します。
亀冶の稲の運命やいかに…。
悪条件にも関わらず、
全国平均を上回る収穫に成功します!!
友人である太田頼吉が亀治から一字とり
「亀の王」と名付けるのはどうかと提案したところ、
亀治は「王ではなく、せいぜいしっぽ(尾)だ」
と言ったそうです。
(他にも「種もみ」を譲ってほしいという人々に無料で譲るなど、
謙虚でお金もうけにこだわらず、農業に熱心な人柄だったようです。
すばらしい!)
こうして「亀ノ尾」は誕生し、
その後20年間、山形県内で最も多く作られる品種になるのでした。
前述したとおり、「亀ノ尾」の優れた遺伝子は
現在の品種、「はえぬき」「ササニシキ」「コシヒカリ」「あきたこまち」
もちろん、「つや姫」にも引き継がれています。
亀治の熱意があってこその、おいしいごはんなんですね。
<続>
・・・・・・・・
参考文献
つや姫HP
亀家~かめはうす~
つたえたいふるさとの100話
社団法人農林水産技術情報協会HP
宮城米コメナビweb
お米とごはんの基礎知識
Wikipedia
「つや姫」が全国デビューを果たしました。
私も毎日もりもり食べてます。
この「つや姫」や「はえぬき」「ササニシキ」
「コシヒカリ」「あきたこまち」…などなど。
古くから品種改良に改良に改良に改良に…改良を重ねた結果、
私たちがおいしく頂けているわけなんですね。
(現在も毎年のように新しい品種が登場しているということで、
改良の改良の改良…はこれからもずっと続けられるのでしょうかね?)
まるで家系図のようです。
品種改良は、よりおいしく、寒さや病気に強く、
雨風に負けない強いお米になれ!ということで、
現在ある品種の特徴を考えながら掛け合わせるんだそうです。
つや姫の家系はこんな感じでした。
「つや姫」や、上記であげたようなおいしいお米のルーツのひとつに
明治時代、山形県の庄内地方で生まれた
「亀ノ尾」という品種があげられます。
この「亀ノ尾」ですが、ある人物の汗と涙の結晶なんです。
阿部亀治といって、庄内の小作農でした。
当時の山形県の稲作は思わしくなく、
あちこちに倒れた稲が見られる状態でした。
とりわけ、冷害に悩まされていました。
(猛暑も作物に影響を及ぼしますが、
気温があがらないことも稲の成長に影響するんだそうです)
そんなとき、参拝に訪れた神社の近くで
亀治は倒れた稲のなか、
無事に起立していた3本の稲を発見し、持ち帰ります。
明治26年のことでした。
研究熱心だった亀冶。
失敗しても…
あきらめず、様々な工夫を凝らします。
明治30年となり、この年は
ウンカという害虫、そして冷害も発生します。
亀冶の稲の運命やいかに…。
悪条件にも関わらず、
全国平均を上回る収穫に成功します!!
友人である太田頼吉が亀治から一字とり
「亀の王」と名付けるのはどうかと提案したところ、
亀治は「王ではなく、せいぜいしっぽ(尾)だ」
と言ったそうです。
(他にも「種もみ」を譲ってほしいという人々に無料で譲るなど、
謙虚でお金もうけにこだわらず、農業に熱心な人柄だったようです。
すばらしい!)
こうして「亀ノ尾」は誕生し、
その後20年間、山形県内で最も多く作られる品種になるのでした。
前述したとおり、「亀ノ尾」の優れた遺伝子は
現在の品種、「はえぬき」「ササニシキ」「コシヒカリ」「あきたこまち」
もちろん、「つや姫」にも引き継がれています。
亀治の熱意があってこその、おいしいごはんなんですね。
<続>
・・・・・・・・
参考文献
つや姫HP
亀家~かめはうす~
つたえたいふるさとの100話
社団法人農林水産技術情報協会HP
宮城米コメナビweb
お米とごはんの基礎知識
Wikipedia
【Staff Diary】I went to Haneda Airport International Terminal.
帰宅途中に京急蒲田を通るので、
ついでに羽田空港へ立ち寄ってみました。
昨年10月についに開業した、大田区にある羽田空港の国際線。
これを機に東京事務所も国際化を図ろうとした結果が
今回のタイトルです。…ムリでしたね。
京浜急行線には京急蒲田から羽田空港へ直結している
羽田空港線というものがあるんですが
その駅名がちょっとすごいんですよ。
京急蒲田
|
糀谷
|
大鳥居
|
穴守稲荷
|
天空橋
|
羽田空港国際線
ターミナル
|
羽田空港国内線
ターミナル
大鳥居、穴守稲荷、天空橋!
由来を調べるとシンプルなものだったのですが
はじめて見たときは、
どんなすごいところなんだろうと思いました。
糀谷(こうじや)もわりと難読かもしれませんね。
(ちなみに…穴守稲荷駅、その名の通り「穴守稲荷神社」があるから。
大鳥居駅、付近に穴守稲荷神社の大鳥居があった。
天空橋駅、付近の橋「天空橋」から由来。
だそうです。参考:京急web)
個人的に「天空橋」なんて、最高に格好良い駅名だと思うのですが…。
それらの駅を通り過ぎ、国際線ターミナル駅に到着。
私はこの二重扉に近未来を感じましたが、
一般的にあるものなんでしょうか。
新幹線もこういった扉ですよね。
早速エレベーターで空港内へ。
ロビーには、
外国語のパンフがずら~り。
思わず貰ってきたのはいいんですが…
…読めません。
ただ、外国語で紹介していても東京近辺のことなので
ニュアンスでわかるような気もします。
「Kasori Shell Mound」(貝塚?)「Bonsai Art Museum」など
日本人の国内旅行とは違った需要があるんですね。
ドラマのロケ地を紹介した(おそらく)
パンフレットもありましたが、
外国の方は「花より男子」や「ゲゲゲの女房」
知っているのでしょうか。
「こち亀」は中国語版で「烏龍派出所」でした。ウーロン?
とりあえず1Fから順番に見てみようかと下まで降ります。
タクシーやバス乗り場でした。
ウロウロしていると「タクシーですか?」と
声を掛けて頂いてしまいました。
すみません…。
2Fが到着ロビーで3Fが出発ロビー。
飛行機には乗らないのでここはすっ飛ばして
4Fまでのぼります。
▼ここがうわさの江戸小路です。
飲食店街やカフェ、
日本各地の名産品を取りそろえたお土産屋さんが
ありました。
「羽田」とでかでかと書いてある
Tシャツを販売しているお店もあります。
(江戸っぽいフォントで)
手ぬぐい、自然派化粧雑貨、Yシャツのお店も。
外観は統一されていますが、売っているものは様々です。
書店も入っているのですが、
浮世絵や歴史的建造物など
日本文化に関する書籍が多く
取りそろえられているようです。
他の書店にはない専門的なものを探せそうです。
続いて5Fへ。
HOT ZONEと
COOL ZONE。
HOT ZONEには主にキャラクターグッズのお店が
入っているようです。
あとは男の子が好きそうな模型のおもちゃ?も。
COOL ZONEでは
色々な種類の折り紙や宇宙食などを
置いている謎のおもちゃ屋さんが印象的で
見ていて面白かったです。
プラネタリウムカフェというものもあって
14時から17時のあいだに6回上映するんだそうです。
18時からはバーになるみたいですね。
なんだかすごそうです。
なぜHOTとCOOLなのか…
位置も対になっているので
もしかして南北の方角を表しているのかなと
思いましたが、どうなんでしょうか。
5Fには展望デッキもあります。
まだ夕方は肌寒いですが、天気の良い昼間は
気持ちいいのではないかと思います。
▲精一杯のズームで飛行機がこんなに近くに。
▲100円です。
暗くなるとまた、色々な明かりが点いて
綺麗でした~。
この景色で締めまして、帰宅。
結構長い時間滞在してしまいました。
ひとえに空港と言っても、様々な見どころがあるんですね。
そうそう、帰りに気付いたのですが、
国際線ターミナル駅の発車メロディが
「世界にひとつだけの花」でした。
国民的ソングだから??
ついでに羽田空港へ立ち寄ってみました。
昨年10月についに開業した、大田区にある羽田空港の国際線。
これを機に東京事務所も国際化を図ろうとした結果が
今回のタイトルです。…ムリでしたね。
京浜急行線には京急蒲田から羽田空港へ直結している
羽田空港線というものがあるんですが
その駅名がちょっとすごいんですよ。
京急蒲田
|
糀谷
|
大鳥居
|
穴守稲荷
|
天空橋
|
羽田空港国際線
ターミナル
|
羽田空港国内線
ターミナル
大鳥居、穴守稲荷、天空橋!
由来を調べるとシンプルなものだったのですが
はじめて見たときは、
どんなすごいところなんだろうと思いました。
糀谷(こうじや)もわりと難読かもしれませんね。
(ちなみに…穴守稲荷駅、その名の通り「穴守稲荷神社」があるから。
大鳥居駅、付近に穴守稲荷神社の大鳥居があった。
天空橋駅、付近の橋「天空橋」から由来。
だそうです。参考:京急web)
個人的に「天空橋」なんて、最高に格好良い駅名だと思うのですが…。
それらの駅を通り過ぎ、国際線ターミナル駅に到着。
私はこの二重扉に近未来を感じましたが、
一般的にあるものなんでしょうか。
新幹線もこういった扉ですよね。
早速エレベーターで空港内へ。
ロビーには、
外国語のパンフがずら~り。
思わず貰ってきたのはいいんですが…
…読めません。
ただ、外国語で紹介していても東京近辺のことなので
ニュアンスでわかるような気もします。
「Kasori Shell Mound」(貝塚?)「Bonsai Art Museum」など
日本人の国内旅行とは違った需要があるんですね。
ドラマのロケ地を紹介した(おそらく)
パンフレットもありましたが、
外国の方は「花より男子」や「ゲゲゲの女房」
知っているのでしょうか。
「こち亀」は中国語版で「烏龍派出所」でした。ウーロン?
とりあえず1Fから順番に見てみようかと下まで降ります。
タクシーやバス乗り場でした。
ウロウロしていると「タクシーですか?」と
声を掛けて頂いてしまいました。
すみません…。
2Fが到着ロビーで3Fが出発ロビー。
飛行機には乗らないのでここはすっ飛ばして
4Fまでのぼります。
▼ここがうわさの江戸小路です。
飲食店街やカフェ、
日本各地の名産品を取りそろえたお土産屋さんが
ありました。
「羽田」とでかでかと書いてある
Tシャツを販売しているお店もあります。
(江戸っぽいフォントで)
手ぬぐい、自然派化粧雑貨、Yシャツのお店も。
外観は統一されていますが、売っているものは様々です。
書店も入っているのですが、
浮世絵や歴史的建造物など
日本文化に関する書籍が多く
取りそろえられているようです。
他の書店にはない専門的なものを探せそうです。
続いて5Fへ。
HOT ZONEと
COOL ZONE。
HOT ZONEには主にキャラクターグッズのお店が
入っているようです。
あとは男の子が好きそうな模型のおもちゃ?も。
COOL ZONEでは
色々な種類の折り紙や宇宙食などを
置いている謎のおもちゃ屋さんが印象的で
見ていて面白かったです。
プラネタリウムカフェというものもあって
14時から17時のあいだに6回上映するんだそうです。
18時からはバーになるみたいですね。
なんだかすごそうです。
なぜHOTとCOOLなのか…
位置も対になっているので
もしかして南北の方角を表しているのかなと
思いましたが、どうなんでしょうか。
5Fには展望デッキもあります。
まだ夕方は肌寒いですが、天気の良い昼間は
気持ちいいのではないかと思います。
▲精一杯のズームで飛行機がこんなに近くに。
▲100円です。
暗くなるとまた、色々な明かりが点いて
綺麗でした~。
この景色で締めまして、帰宅。
結構長い時間滞在してしまいました。
ひとえに空港と言っても、様々な見どころがあるんですね。
そうそう、帰りに気付いたのですが、
国際線ターミナル駅の発車メロディが
「世界にひとつだけの花」でした。
国民的ソングだから??
大田の魅力再発見・六郷ウォーク
突然ですが皆さま、雑色って読めますか?
“ざっしょく”じゃないですよ~。
答えは…
“ぞうしき”
関東の私鉄、京浜急行電鉄の駅名です。
現在駅付近に雑色という地名はないのですが、
かつて駅の所在地である仲六郷のことを雑色と呼んでいたようです。
雑色とは、9世紀頃の日本で天皇の秘書的役割を果たした
蔵人(くろうど)の見習いのことを言うのだそう。
また、特殊な手工業の技術をもったいくつかの身分の人々のことを
雑色人と呼んでいたという記載もありました。
しかし、駅名や地名がこれらに由来しているかどうかは不明なもよう。
ミステリアスです。
・・・・・・・・
さて、今回なぜ雑色駅に降り立ったかといいますと、
実はこういったものがありまして…
大田区観光協会が作成しており、
大田区内、池上や馬込、田園調布など
地域ごとの案内マップをホームページ上で
閲覧できます。
(送料負担で郵送もしてもらえるようです)
ということで、今回はこのマップを頼りに
六郷を歩いてみました。
(よろしければ大田区観光協会のマップと
2窓でご覧ください…^^;)
・・・・・・・・
東京事務所の最寄り駅、
梅屋敷から横浜方面の電車に乗り
ふた駅目の駅が雑色です。
改札を出るとすぐ雑色アーケードがあります。
…というより、駅自体雑色アーケードの一部なのでしょうか。
(踏切を渡って反対方面には
アド街ック天国でも紹介された
雑色商店街があったようです。
梅屋敷ぷらもーるにも
引けを取らぬ賑わいだということで
気付かなかったことに後悔…!)
第1京浜の横断歩道を渡って、
水門通り商店街をずっと歩いていきます。
道幅が広く車でも割と通行しやすそうです。
八百屋、花屋、駄菓子屋にお惣菜、
豆腐屋、畳屋、パン屋、米屋、
食事処から眼科美容院ピアノ教室…!!
おそらくなんでもあります。
ここの商店街もなかなか
規模が大きいところなのかもしれません。
さすがは150の商店街を有する大田区です。
商店街を過ぎると今度は
住宅地といったかんじのエリアが見えてきます。
桜が綺麗な南六郷緑地。
▼平和な光景です。
公園を通り抜け、
第1のポイント六郷水門に辿りつきます。
現在使われることはありませんが、
下水道が整備されるまでの間
六郷用水や周辺の生活用水を
多摩川へ排水するために機能していました。
▲裏側。落書きでしょうか?
水門の向かって右手から
多摩川に架かる六郷橋までの
河川敷一帯が多摩川六郷橋緑地です。
遊具や野球場があり、敷地はかなり広大です。
この日はすばらしい天気で
歩いているだけで楽しい気持ちに。
▲きれいに整備されています。
▲桜がこんなに近くに。
追いかけっこしている子供たち、
写真を撮りにきている人々、
桜の下でお昼休憩中の方もいました。
土手沿いの道はこのあたり定番のルートなのか
ジョギング中の多くの人とすれ違いましたね。
満開の桜を眺めながらの運動は気持ち良さそうですね!
土手沿いをずっと歩き…
▲サイクリングロードと歩道がわかれています。
離れがたい景色ですが、次の目的地に向かうため
階段を下りて、京急の線路がある方へと戻ります。
(土手から下りる階段を間違えてしまい
道に迷ったので、この辺はマップ通りに行けませんでした。
住宅地となにか工場の横を通った気がします…)
そして、第2のポイント、六郷神社に到着。
六郷神社は源家や徳川家康と縁のある神社です。
裏手に六郷幼稚園があり、
私が行った頃がちょうど閉園の時間だったのか
子供たちが境内で元気に遊んでいました。
それにしても自転車が多いです。
毎年1月7日には七草こども流鏑馬祭という
男児の開運・健康・出生祈願の行事があるそうです。
鎌倉時代から伝わる伝統的な行事で
東京都の無形民俗文化財に指定されています。
六郷神社を出まして
第1京浜沿いを川崎方面に向かって歩き、
六郷土手駅へ着く手前の路地を左手に曲がると
最後のポイント、北野神社(北野天神)があります。
徳川8代将軍の落馬を止めたという由縁があり、
別名落馬止め天神と呼ばれています。
受験生や政治関係、競馬関係者などが
“落ちませんように”と
お参りが盛んなところなのだそうです。
あいにくこの日は私以外誰もおらず
ちょい怖だったもので
写真を撮ってそそくさと退散していまいました。
空襲で唯一残った手水石や
長寿を祈願し“鶴さん”“亀さん”と親しまれる
千年石・万年石など見どころが色々とあった
ようなのですが…。
「落馬止め」から「悪いことを止める」にも転じて
病気、痛み止め祈願もされているようです。
(私が止めたいものはやはりスギ花粉ですね。
今も鼻がむずむずしています。)
毎月25日が縁日だそうで、縁日には等身大の木馬に乗って
祈願する習わしが江戸時代から伝わっています。
・・・・・・・・
六郷ウォークのゴールは六郷土手駅。
無事駅に辿り着きました。
言わずもがな、六郷川(多摩川の下流をそう呼びます)の
土手の脇に設けられたことが駅名の由来でした。
ホームからの眺めもなかなかのものです。
▼ホーム先端
鉄道好きにも人気のポイントだそうですよ。
今回歩いた距離は約3㎞。スニーカー必須です。
私としては初めて行く場所ばかりでしたので、
新発見ばかりで再発見とはなりませんでしたが…。
まだまだ隠れポイント沢山あるようなので
次に行くときが真の大田の魅力再発見…になるかもしれません。
ということで、<続?>
・・・・・・・・
参考文献
大田区観光協会HP
六郷神社HP
PORTAL TOKYO 東京ガイド
北野天神HP
大田区の公園
InfoAtlas
官制大観 律令官制下の官職に関わるリファレンス
Wikipedia
“ざっしょく”じゃないですよ~。
答えは…
“ぞうしき”
関東の私鉄、京浜急行電鉄の駅名です。
現在駅付近に雑色という地名はないのですが、
かつて駅の所在地である仲六郷のことを雑色と呼んでいたようです。
雑色とは、9世紀頃の日本で天皇の秘書的役割を果たした
蔵人(くろうど)の見習いのことを言うのだそう。
また、特殊な手工業の技術をもったいくつかの身分の人々のことを
雑色人と呼んでいたという記載もありました。
しかし、駅名や地名がこれらに由来しているかどうかは不明なもよう。
ミステリアスです。
・・・・・・・・
さて、今回なぜ雑色駅に降り立ったかといいますと、
実はこういったものがありまして…
大田区観光協会が作成しており、
大田区内、池上や馬込、田園調布など
地域ごとの案内マップをホームページ上で
閲覧できます。
(送料負担で郵送もしてもらえるようです)
ということで、今回はこのマップを頼りに
六郷を歩いてみました。
(よろしければ大田区観光協会のマップと
2窓でご覧ください…^^;)
・・・・・・・・
東京事務所の最寄り駅、
梅屋敷から横浜方面の電車に乗り
ふた駅目の駅が雑色です。
改札を出るとすぐ雑色アーケードがあります。
…というより、駅自体雑色アーケードの一部なのでしょうか。
(踏切を渡って反対方面には
アド街ック天国でも紹介された
雑色商店街があったようです。
梅屋敷ぷらもーるにも
引けを取らぬ賑わいだということで
気付かなかったことに後悔…!)
第1京浜の横断歩道を渡って、
水門通り商店街をずっと歩いていきます。
道幅が広く車でも割と通行しやすそうです。
八百屋、花屋、駄菓子屋にお惣菜、
豆腐屋、畳屋、パン屋、米屋、
食事処から眼科美容院ピアノ教室…!!
おそらくなんでもあります。
ここの商店街もなかなか
規模が大きいところなのかもしれません。
さすがは150の商店街を有する大田区です。
商店街を過ぎると今度は
住宅地といったかんじのエリアが見えてきます。
桜が綺麗な南六郷緑地。
▼平和な光景です。
公園を通り抜け、
第1のポイント六郷水門に辿りつきます。
現在使われることはありませんが、
下水道が整備されるまでの間
六郷用水や周辺の生活用水を
多摩川へ排水するために機能していました。
▲裏側。落書きでしょうか?
水門の向かって右手から
多摩川に架かる六郷橋までの
河川敷一帯が多摩川六郷橋緑地です。
遊具や野球場があり、敷地はかなり広大です。
この日はすばらしい天気で
歩いているだけで楽しい気持ちに。
▲きれいに整備されています。
▲桜がこんなに近くに。
追いかけっこしている子供たち、
写真を撮りにきている人々、
桜の下でお昼休憩中の方もいました。
土手沿いの道はこのあたり定番のルートなのか
ジョギング中の多くの人とすれ違いましたね。
満開の桜を眺めながらの運動は気持ち良さそうですね!
土手沿いをずっと歩き…
▲サイクリングロードと歩道がわかれています。
離れがたい景色ですが、次の目的地に向かうため
階段を下りて、京急の線路がある方へと戻ります。
(土手から下りる階段を間違えてしまい
道に迷ったので、この辺はマップ通りに行けませんでした。
住宅地となにか工場の横を通った気がします…)
そして、第2のポイント、六郷神社に到着。
六郷神社は源家や徳川家康と縁のある神社です。
裏手に六郷幼稚園があり、
私が行った頃がちょうど閉園の時間だったのか
子供たちが境内で元気に遊んでいました。
それにしても自転車が多いです。
毎年1月7日には七草こども流鏑馬祭という
男児の開運・健康・出生祈願の行事があるそうです。
鎌倉時代から伝わる伝統的な行事で
東京都の無形民俗文化財に指定されています。
六郷神社を出まして
第1京浜沿いを川崎方面に向かって歩き、
六郷土手駅へ着く手前の路地を左手に曲がると
最後のポイント、北野神社(北野天神)があります。
徳川8代将軍の落馬を止めたという由縁があり、
別名落馬止め天神と呼ばれています。
受験生や政治関係、競馬関係者などが
“落ちませんように”と
お参りが盛んなところなのだそうです。
あいにくこの日は私以外誰もおらず
ちょい怖だったもので
写真を撮ってそそくさと退散していまいました。
空襲で唯一残った手水石や
長寿を祈願し“鶴さん”“亀さん”と親しまれる
千年石・万年石など見どころが色々とあった
ようなのですが…。
「落馬止め」から「悪いことを止める」にも転じて
病気、痛み止め祈願もされているようです。
(私が止めたいものはやはりスギ花粉ですね。
今も鼻がむずむずしています。)
毎月25日が縁日だそうで、縁日には等身大の木馬に乗って
祈願する習わしが江戸時代から伝わっています。
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六郷ウォークのゴールは六郷土手駅。
無事駅に辿り着きました。
言わずもがな、六郷川(多摩川の下流をそう呼びます)の
土手の脇に設けられたことが駅名の由来でした。
ホームからの眺めもなかなかのものです。
▼ホーム先端
鉄道好きにも人気のポイントだそうですよ。
今回歩いた距離は約3㎞。スニーカー必須です。
私としては初めて行く場所ばかりでしたので、
新発見ばかりで再発見とはなりませんでしたが…。
まだまだ隠れポイント沢山あるようなので
次に行くときが真の大田の魅力再発見…になるかもしれません。
ということで、<続?>
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参考文献
大田区観光協会HP
六郷神社HP
PORTAL TOKYO 東京ガイド
北野天神HP
大田区の公園
InfoAtlas
官制大観 律令官制下の官職に関わるリファレンス
Wikipedia