インド料理人として。
今日来てた新湯からのお客様はおいしいと喜んでくれましたが、「インドで学んだんですか?」という質問に、「いや、違います。インドにも美味しいとこもあるし、美味しくないとこもあるし、インドでは食べ歩きで、後はジャイナ教の友人の家の料理なども食べてました。」という中途半端な答えになりました。 もっとも短い時間ではしょうがないね。 『スペクター』でも3日間取材してくれたけど、でも全部は無理だった。 それはインドのことを調べていると、必ず例外が出てきて、一つ例外が見つかるとその後いくつも例外が出てくるのです。 我が師・松山俊太郎もやはり梵文で調べていると例外がいくつも見つかり、例外ではないのではと悩んできました。 私もともかくいっぱい本を見て調べていくことにしました。 22年前には284冊のインド料理の英語の本をもってきました。 元嫁に追い出される時、ほとんどの本は没収されましたが、今はまた200冊以上はあります。 正確に数えていないので、年間4冊でる雑誌もとってます。
2021.05.05