コーヒーブレイクっ♪~いいでとは?~
「飯豊(いいで)って(いいとよ)と読まずになぜ(いいで)なの?」
実は、飯豊町観光協会なのにはっきり回答できず、
お客様には「モヤっと」させてしまったし、返答する側も悔しい思いをしました(´;ω;`)ションボリ
そこで色々調べてみた所、面白い説が浮上してきたのでご紹介します♪
・いいでと呼ぶ由来・仮説多数
その1
その昔、飯豊青尊(いいとよあおのみこと)という皇女(巫女説もあり)がおりました。そのミコトさんを葬った所が今の飯豊山でありお墓である前方後円墳も実在します。
一説によれば飯豊青命は2人姉妹の総称で、妹が家出をしたことから「いえで・・・いいで」となったといわれます。
その2
会津側から見た飯豊山はまるで山盛りに盛られたご飯茶碗の様だという意味の、「山容飯を豊に盛るが如き」と昔の文献に記されているそうで、字の如く飯が豊かを文字ったともいわれます。
その3
飯豊山周辺にはたくさんの温泉があります。そこで「湯が出ずる(ゆいで)」・・・
「いいで。」に変化したとの説もあるようです。
その4
いひとよ(いいとよ)は古語でフクロウの名詞でフクロウが住む山という事で「いひとよ山」それが訛って「いいで山」となった説。
その5
古代の読みで「豊」を「で」と読んでいた説。
その6
奥州白河郡に式内飯豊神社がありイヒトヨという鳥の名前からきているという説もあります。
その7
大和と蝦夷の間に半植民地の出端(イデハ)があり、出羽の古語となった。
その出羽の国の間にそびえる山の塊が「イデハ山」。
それが訛って「いいで山」
総括すると、会津地方が名づけ元で諸説ありますが、本町飯豊町は昭和29年の豊原村、豊川村、添川村の合併により、「飯豊山」からその名前をいただき飯豊町(いいでまち)となったのだと考察されます。
改めて素朴な疑問を持てたことに感謝し、また一つ知恵が身につきました!
こうやって常に好奇心旺盛にアンテナを立てていきたいと思いますヽ(*´∀`)ノ
飯豊山登山道の調査に行って参りました!2013
飯豊山山開き前の登山道・水場調査という事で、飯豊山大日杉コースで切合小屋(きりあわせごや)、そして飯豊山本山まで行ってきましたので天候に恵まれた平成25年登山道調査2日間のレポートをしまーす(・∀・)/
初飯豊山登山にして初登山という超無謀な状況でしたがご覧下さい(; ・`д・´)
登山口の大日杉小屋。飯豊山にチャレンジする方はここで登山者記録に記入してください(゚∀゚ )
小屋の側には沢が流れ鳥の声と沢のせせらぎが聞こえます。
この小屋の赤い屋根と沢の音が下山時、感じてくると一気に安心するなんてこの時には思ってもいませんでした(^-^;
さあ、そんな出発点を背に登山道を淡々と登っていくと噂に聞いていた「ざんげ坂」が迎えました(゚д゚)
名のごとく「懺悔(ざんげ)」したくなる様な鎖場の急斜面です!
行きはまだ良いですが帰りはホントにざんげモノでした・・・(-_-;)
足が棒の状態での鎖場なので特に注意!
落ちてしまったら無事ではいられません(((゜Д゜;)))
そんな第一関門を過ぎるとオアシス(水場)が待っています。
「長之助清水」ですね!
登山道より数メートル離れた場所にあり、一年を通して出ているそうです。
夏場まではここから水場がほとんど無いので十分蓄えて行きましょう♪
そして、とってもまろやかな清水なので下山のお土産にも喜ばれるそうです( ´▽`)
ゆっくりゆっくり歩いていきます。
右足が出れば、左足が勝手に出て数センチでも前に進んでいればきっと山頂につくと誰かが言いました。
まさに「うさぎとかめの」カメさんの状態ですね(´ε`;)
ちなみに13キロ程のザックを背負っております・・・
途中気になったのが、飯豊山名物ひめさゆりの花の蕾が何者かにとられた痕跡がありました。
山の大先輩の話ではカモシカが食べたんだろうとの事Σ(゚д゚lll)
ヒメサユリッテオイシイノ!?
そうそう、今回のパーティは結構多めでした!
観光協会職員の竹田・高橋、飯豊山登山協力会の4名と元観光協会職員青木くん、役場の大久保主査、そして先日教育旅行で受け入れた中学校の元校長先生ご夫妻、その先日の教育旅行に同伴したカメラ屋さんの社長と中津川地区担当のカメラマンさんと、なんとも素敵なご縁で結ばれた方々のパーティーでした(*´∀`*)
道中の素敵な花々も見頃です♪
場所によっては被害のないひめさゆりにも出会いました(^O^)
まだ蕾ですが満開が楽しみです♪
種蒔山手前の水場「目洗い清水」はこの写真の下・・・
今期は残雪が多いため完全に雪の下です。
水場として使える様になるには7月下旬を過ぎると思われます。
地蔵岳からの稜線をひらすら歩き、種蒔山まで来ると広大な雪渓が広がります。
この長い長い雪壁を登れば、この日泊まる切合小屋に到着です!
出発からおよそ8時間。
ようやく切合小屋に到着!
これぞ登山の醍醐味ですね!
雲の上での宴会です(笑)
初登山の事務局高橋も疲れを忘れ乾杯のビールに酔いしれました(ノ∀`)♪
幸運にも飯豊山本山より標高が高いとされる大日岳が姿を現してくれました!
山の方のお話だとなかなかお目にかかれない光景だそうです(゚o゚;
標高が高いだけあってお月様もこんなに近く感じます!
望遠ですが(^-^;
そして翌朝、切合小屋から飯豊山本山にアタックです!
な、な、なんとホントに幸運なのでしょう、本山までの道中、雲海を見渡す事ができましたO(≧▽≦)O
朝日と残雪と雲海。
この度のベストショットになりました!!
ここが「御秘所(おひしょ)」と言われる岩場です。
鎖が用意されてありますが、十分な注意が必要です(;´Д`A
右も左も崖っぷちといった表現がぴったりです!
長い上りの岩場「御前坂(おんまえざか)」を超えると本山小屋・飯豊山神社に到着!
飯豊山本山はここからもう少し先になります。
切合小屋からおよそ3時間。
本山山頂到着ですっ((*≧ω≦*))
辺り一面、自分がいる所より高いものは無く、広大過ぎる景色ばかりです!
しかしっ!
ここがゴールではなく折り返し地点((((;゚Д゚))))
同じ道を淡々と歩いて帰ります。
体力の限界を迎える前に撮った花をドゾ♪
エーデルワイス♪
前日、蕾だったひめさゆり。
下山時には花を開かせておりました(´∀`)
あくまでも初心者向けの山ではないのですが、自分の限界を知る。そして飯豊山を知るいい機会にもなりました(・∀・)
来る7月7日、飯豊山山開きとなり本格的に登山シーズンに入ります。
飯豊山にチャレンジする方は装備を整え、十分気をつけて登ってください(^人^)
ゆり園、開園に向け準備なう!
町内全土が花真っ盛りの今日この頃、間もなく飯豊町の町花、ゆりの季節が到来しますヽ(・∀・)ノ
開花期間が限られて隣の花とぶつかってしまうと簡単に花びらが落ちてしまう繊細で儚い花ですが、ゆり園の高台に吹く風とゆりのやさしい香りが園内に広がり、とぉっても癒されます(u_u*)
園内はまだ蕾の状態がほとんどですが大輪の花を咲かせてくれる大きな蕾がいっぱいでした+.゚(*´∀`)b゚+.゚
展望台からの風景もよいですが、ゆり園から望む散居集落の眺めもオススメです♪
促成栽培のゆりは開園に向け咲き始めていましたー!
露地栽培は6月中旬以降が見頃といったところでした( ´∀`)
園内のあちこちにゆりをさらに美しく栄えたたせる如く、季節の花々や珍しい花々も咲いています。
園内のカバ(遊具)も巨大滑り台も子供たちの来園を心待ちにしていましたよ~(* >ω<
開園当日にはオープンイベントも準備されているようなので
ぜひこの初夏、癒しを求めに足を運んでみませんか♪
開通直前!全貌大公開!!
飯豊町中津川地区から福島県喜多方市へ抜ける林道が今年6月15日(土)15:00より開通となりますヾ(*≧∀≦*)ノ
そして待っていた方々にいち早く詳細をお伝えしたく調査に行ってまいりました!
天気が良くて、清々しい風とともに藤の花や新緑の木々の匂いを全身で感じられました!
岳谷つりぼりから間もなく行った所、飯豊側の現在通行止めとなっているゲートです。
ゲート付近から開通に向けて道路の維持清掃管理をしていただいている建設業者さんがたくさん見受けられました!
開通の際は整備の行き届いた道路になると思います♪
ゲートをくぐると飯豊山を横目に対面通行可能な広い道が続き福島県側に南下します。
所々程よく緩いワインディングが続きドライブに変化がついて飽きを感じさせない、楽しい道路です♪
急なアップダウンは少ない方かなと感じましたが、だいぶ標高は高そうですね~(・∀・;)
飯豊側ゲートからおよそ6キロ、時間で約10分弱で知る人ぞ知る飯豊トンネルがお出迎え!
このトンネルも何年もの間、開通の日を待っていたでしょうねぇ(v´∀`*)
開通後は電気が通りトンネルの中に初めての明かりが灯りますv(・∀・。)
以前ゲートが無かった頃、このトンネル手前を左手に林道がありましたが、この度の林道開通にあたりその赤崩・葡萄沢林道は全面通行止めとの事です。
さてさて、この県境のトンネルを抜けるとぉ…。
会津盆地までとは言えませんが、会津盆地へと望む雄大な山々が広がります!
まさに絶景です(*゚Д゚*)
青と緑、とっても気持よい光景です!
トンネルを抜け間もなく小白布沢にかかるおおきなアーチ型の小白布沢大橋が出迎えます。
予想を遥かに超える大きな橋でした!
今後正式にカラーリングされるのかな?
こちらは福島側から飯豊側を見た写真です。
5月上旬ですが、遠くの山々にはまだ残雪が残っていましたw(('Д'))w
喜多方市山都町のゲートです。
飯豊トンネルからおよそ8キロ、時間で約10分強といった距離感です。
通った印象としては、飯豊町からトンネルまではゆったりワインディング、
トンネルから福島県側は程よくアップダウンの効いた蛇の道が続きました。
いずれも予想していた通り車、バイク、ロードバイク等のツーリングや、写真、絵画にも向いている道でした。
基本的にゲート間での道幅は写真の様に広く快適です!
それから開通する道の先、福島県喜多方市山都町の様子もお伝えしたく調査してきましたので報告します♪
事前に名所を探して調査していた「アッタ坂の清水」。
ゲートを過ぎ、まっすぐ南下し緩いカーブの先に突然あらわれます♪
こちらは山都町で有名な寒晒し蕎麦に使用する清水だそうで、バイカーなどの一休みの場所になりそうですね(*´▽`o)
そして今回開通するルート通る際の注意ポイントがありました!
福島側からお越しになる際はご覧の写真の川入り方面へ曲がってください!
実はここが道幅の大小の差が一番大きいポイントでがらっと雰囲気も変わるので要注意なのです。
ここのポイントを振り向くといきなり車線が狭くなります。数百メートルではありますが場所によってすれ違いができない様な場所もありましたのでご注意ください。
山都町温泉施設「いいでのゆ」付近から飯豊側を見た所です。
ここから道が狭くなっております(´ー`A;)
いいでのゆを越えると山都町の民家が見え始めできますので林道調査報告はこの辺で終了させていただきまっすヽ(*>∇
山形ディスティネーションキャンペーンの!
って、一体何!?ですよね(・∀・;)
一言で申し上げますと、地方の自治体、地元観光業者とJRが連携して行う、期間限定の観光推進キャンペーンです。
JRとタッグを組むので全国へ誘致ができ、全国のお客様が山形にいらっしゃいます∑(`∀゚´*)!!!
もう皆さんお見かけの山形モアイくんもといっ!
「きてけろくん」がマスコットキャラクターのあれです!
今年はそのプレキャンペーンの年です。
そこで、おきたま地区のイメージショットを撮影するとの事で、ナント!撮影場所が飯豊町の散居集落展望台からの景色が起用されましたー♪ヽ(*´∀`)ノ
という事で、先日その撮影がありました。
おきたま全域の観光業の関係者や山形おきたま愛の武将隊も参上つかまつり、撮影会場は一時異様な空気になりました(笑)
何度来ても180度の大パノラマに広がる置賜盆地はとぉーっても美しいです!
ちなみにこの景色を一望できるスポットは町内に2ヶ所あります。
みんな以外と知りませんので字を大にして書かせていただきます!
まずは
天養寺観音堂の散居集落展望台
そして
どんでん平ゆり園の散居集落展望台
※どちらも通称です。
両方展望台付近まで林道を車で行くことができますが、両方とも5分程度のトレッキング道になりますのでご注意ください。
道中新緑を楽しめる隠れたスポットです♪
軽く汗をかいた後、目の前に広がる景色は最高ですよっ!
そうそう、武将隊が準備した麦茶をご馳走になりましたヽ(・∀・)ノ♪
帰り道の荷物にならない様に飲んでいってくださいとお願いされたのはナイショです( ´艸`)
それでは、ぜひこの日撮影した写真を近いうちに皆様のお目にかかれると思いますのでそちらでもご確認くださいね♪