HPC・番組裏話

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えや えや えや えや
えだごど、えだごど。
なんだまだ、えだごど。

そうです、
ここは南陽市の縄跳び大会です。
市内の小学生や父兄の皆さんが、
一同に集まって行われた
「市民縄跳び大会」。

「○○さん、何回跳べる?」
「わたし、息つまって、
くるしぇくて30回位しか跳ばんにぇ」
「おれ、100回跳んだら、汗でだ。」

生徒は日頃よく練習しているようで、
みんなうまい。
とうちゃんやかあちゃんは
テコズッテいる様子。

「ああー、
むがすは体もかるこくて、
じょんだったんだげど・・」
「この縄が悪れなだ、
おれさ合わね縄だ」
「本番に強いがら、
しんぱいねぇ。
練習ではこげなもんだ」

お父さん、お母さんの口ぱしは、
だんだん鶴のように
とがっていくではありませんか。

しばらくすると、わが子に
「みでみろ、
父ちゃん50回とばれっつぉ」とお父さん。
「そのくらえ、
一年生だて跳ばれる・・・。」とわが子。
お父さんのその目は、
久しぶりに見せる真剣そのものな目。

いいですねぇーーー。
いいですよ、お父さん。
光る汗に、
鷹のなような目、
そして鶴のような口ぱし。
まさにアスリート。

練習時間が終え、
いよいよ本番。
そして「○○さーん。」と
係員が呼ぶ、お父さんへのコール。
いよいよですぞ、お父さん。

額にタップリと汗をかいて、
慣れない縄跳びを持って
いざ、本番サークルへ。
「よーい、始め!」
跳び始めたお父さん、
見守るお母さん、

・・・いいですねぇー。
なによりも良かったのは
「お父さん、
がんばれーーーーぇ」という
わが子からの
力のこもった熱い声援でした。

お父さんお疲れ様でした。
ぐっすりとお休みください。
2003.02.03:HPC:count(1,294):[メモ/番組裏話]
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