HPC・番組裏話

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「おしっ様」に
ごしゃがれんぞ、
おどなしぇぐすてろ。

やっぱり「おしっ様」は
神様です。

この「おしっ様」、
そっちこっちの神社から
一同に集まっての獅子祭り。

私ども
スタッフの生まれ育った
土地には、
「おしっ様」が居ませんでした。

ここ西置賜で
生まれ育った方は、
小さい頃から
「おしっ様」と一緒です。

ですから「おしっ様」に対する、
礼儀作法が全く違ってしまい、
失礼に輪をかけて
失礼の連続でした。

育てるコツをお聞きしました。
カメラマンの構図も、
もっと「おしっ様」を知っていれば
もっと良い画像が撮れたはず。

技術や学習でだけでは
撮れない映像が有る・・・。
改めて痛感いたしました。

「おしっ様」、
これがらもおれだどごも、
守っとごえなっす・・・。
2002.06.03:HPC:[メモ/番組裏話]
五月の空に誘われて
小国町までの遠出です。

日本一の
『石楠花展』会場まで
新緑の中を
車は気持ち良さそうに、
緑の風を切って走ります。

「いやーあ、
すばらしぇもんだ・・・。」
「きしぇえだごど、
きしぇえだごど。
来てえがったすたーおら。」

こんな会話が、
会場のあっちこっちで
聞かれました。

育てるコツをお聞きしました。
「風通しを良くして、
たまーに水をあげます。
あんまりかもわない事・・・」
と会長さん。

「なるほど、こりゃ
子供育てと一緒だな。」
とうなずく私。

シャクナゲの花。
この花を高山の
自然の中で見てみたい、
そしてこの花の
「ふるさと」を大事にしたい
と思いながらの帰路でした。

美しすぎる自然の色です。
2002.05.24:HPC:[メモ/番組裏話]
いや−唄いましたよ。
大正琴の生バンドで
『北国の春』を唄いました。

楽器の響きが、
肌を刺します。
心に染み込んできます。
いやー感激です。

生れて初めての体験です。
感動した。

この大正琴、
「ひいでみんだ。」と
すすめられ、
馴れない手つきで
弾いてみました。

なんと・・・
指先が動かない。

皆さんは簡単に
弾いていましたので
私もと思い
弾いたわけですが・・・
指が金縛りに合いました。

みなさんは
「いちと、にいと、さんと、・・・」の
掛け声に合わせ
軽やかそのものです。
これぞ訓練のタマモノと
脱帽でした。

目で楽譜を追いながら、
好きな曲を奏でる
皆さんのお顔は
生き生きと輝いておりました。

「まだ、うだわしぇどごえなっす。」
2002.05.14:HPC:[メモ/番組裏話]
野生に息づく、
美しさを
見させて頂きました。

地味な出で立ちです。
ひっそりと
そして可憐に
人生を送る野生の蘭。

じっと見ていると、
小さな息遣いが
聞こえてきます。

まるで、
私たちに生き方を
教えているようです。

春蘭をこよなく
愛するみなさんが
手塩にかけた
春蘭をレポートさせて
頂きました。

蘭と言えば
派手派手な色。
しかしこの春蘭は
番組でも
ご紹介いたしましたように
地味で静かな蘭です。

春蘭を観賞させて頂き、
帰路についた私の心は、
奥深い味わいのある
『水墨画』の世界でした。
2002.05.07:HPC:[メモ/番組裏話]
初めての
挑戦と言うみなさんが、
額に汗して
がんばったのが
この「そば打ち」です。

丸棒一本で
延ばす作業は、
真剣そのもの。

気持ちは分かります。

でも「そば」は
なかなか思いのとうりには
行かないようです。

ひちゃばげだり、
わっ ちゃり、
もげだり。

真剣が通り越して
『大笑い』になって
しまいました。

しかし、
太かろうが細かろうが、
ひちゃばげようが、
「そば」は
食ってなんぼの世界。

茹であがった
「そば」 のうめごど。
つるつると
なんぼでも
ノドを通過しました。

取材で教わりました。
人は新しい事に
立ち向かうとき、
思わぬ力が出るもんだと・・・。

この力こそが
若さを保つ
特効薬であることを。

うめがったす。
まだ、かしぇどごえなっす。
2002.04.20:HPC:[メモ/番組裏話]
今年もずっちゃ、
ばっちゃと、
会えっちぇぐなって、
ねほだれ会場さ
出がげでみました。

えだ、えだ、えだ、えだ。
がぐやさぞろぞろど、
よぐもまだ
こげにぅえだもんだ。

むがしのわげすが、
かおさえろこぬって
おおさわぎ。

だんじゃが
わがんねぐなるほど、
えろこぬっての
大変身。

こげなパワーが
あったどは。
おそれ入谷の鬼子母神。

わげすかおまげどは、
このごどだ。
これがながいぎのくすりです。
わがりました。

見聞隊もさすがに、
手も足もでませんでした。

脱帽。降参。
まげだ。
かんすとごえ。です・・・。
2002.02.23:HPC:[メモ/番組裏話]
今年のわらじ神輿は、
天候に恵まれ、
青空のもとで
行われました。

カメラを手にした
方々からは
「風情がないなあー、
多少雪がちらつく方が・・・。」
の吐息が出るくらいの
好天気でした。

一方担ぎ手は、
「日頃の行いだよ。
でも良過ぎるね・・・。」との事。

どちらにとっても
良過ぎたのかな。

高さ10メートルの
『やははえろ』は
いつ見ても凄い。

置賜には色々と
凄いものがありますが、
この高畠の
『やははえろ』は群を抜く。

百聞一見にしかず、です。

ここにも子供会がいました。
おとうさんやおかあさんと
汗だくになって
雪灯篭を作っていました。

いつ見ても、
この光景はいいもんですね。

無病息災を祈って
行われる『わらじ神輿』、
その御利益は、
雪灯篭にありました。
2002.01.18:HPC:[メモ/番組裏話]
菊のカーニバルは、
南陽市の秋を彩る
イベントです。

地域の方々が
一緒になって
作業にあたり
当日を迎えます。

時代の流れで、
いろんな物が
無くなって 行きますが、
『地域の方々が一緒』も
その一つです。

子供は親の背中を見て
育つと言われています。

親が徐々に
その威厳を無くすことが
多い中、
菊のカーニバルは、
子育てにはとても大切な
空間だと思いました。

作品の出来はどうあれ、
参加していた子供の
瞳は最優秀賞ものでした。

大変でしょうが
継続していただき、
『地域の 方々が一緒』は、
立派な子供たちを
育てて くれると思います。

このことは、時間が証人です。
2001.11.19:HPC:[メモ/番組裏話]
見聞隊の収録で
函館を体験いたしました。

函館は
異国情緒の香りが
漂う街です。

また、普段の生活圏には
「たんぼ」がありません。

これだけでも、
私たちの
ふるさと「置賜」とは
全く違う風が
吹いていました。

人々は温厚です。
と言うよりは、
人情味が感じられました。

言葉は、
津軽弁に近く、
イントネ−ションが違います。

ですから、
早口で話されますと、
理解出来なくなってしまいました。

置賜弁は、
見事に通じました。

今年の函館、
とても気温が低く
夏を感じません。

花火大会に
アノラック着用とは・・・。

いつもの夏とは違う夏を、
函館の皆さんは感じてました。

函館の風、
うすい水色の風が
吹いていました。
2001.09.11:HPC:[メモ/番組裏話]
朝市の取材とのことで、
前日から体調に
心がけての出発です。

すがすがしい空気の中に、
関係者の張りつめた緊張感が
ただよっています。

待ちに待った
朝市のオープンです。

お客様は
もうすっかり
恒例の朝市ですから
手馴れたもので、
商品を
並べ終えないうちから、
持って来たバックに入れ、
“アッ”という間に
なくなってしまいました。

この朝市、
物を通した人間と人間の
ふれあいを感じさせ、
出来る限り
長く続くようにと思いました。

会長の佐久間さんからは
おもちを頂きました。
とてもあったかい
おいしいおもちでした。
ありがとうございます。
2001.06.04:HPC:[メモ/番組裏話]
この郷土に
こんなに素晴らしい
芸能があるとは・・・。

驚きました。
まいりました。
の一言です。

誰が、いつ、
こんなことをやろうとしたのか。

郷土芸能の
凄さを感じての、
レポートでした。

ただ一つだけ
残念に思うことは、
天然記念物の
「久保の桜」の夜桜の下で、
ハラハラと散り行く
花びらを満月の光を
浴びながら、
行く春を惜しむように踊る
念仏踊りであって
欲しかったと思います。

時代の事情の、
人間の都合で、
古くから伝えられた文化が
変わるのは、
ちょっと寂しいかな・・・。

今年から、
念仏踊りは小学校のグランドで
踊られるようになりました。
残念です。
2001.05.20:HPC:[メモ/番組裏話]
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