本間美術館ブログ
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  • 【報告】木村茂さんの作品と吉野弘さんの詩を楽しむ会

    6月23日(土)、「木村茂さんの銅版画と吉野弘さんの詩を楽しむ会」を開催しました。   酒田出身の詩人・吉野弘さんと銅版画家・木村茂さんは、お互いの作品をコラボした詩画集「北象」を発表するなど、吉野さんが木村さんの作品に詩を合わせる試みがなされてきました。   当館では、詩画集「北象」をはじめ、多くの木村茂さんの作品を収蔵しており、版画を前にして詩を鑑賞することができます。   詩の朗読は、吉野弘さんの詩の朗読をライフワークとする阿蘇孝子さんで、ギタリストの佐々木さんの演奏を交えながら心に沁みる朗読をして下さいました。       また機会がありましたら、阿蘇孝子さんの朗読で美術作品と詩のコラボレーションをお届けしたいと考えています。お楽しみに(^^)/  
    2018.06.27
  • 【開催中】武士の装いとたしなみ

      6 月 8 日より、企画展「武士の装いとたしなみ」( 7/24 まで)が始まりました。 この展覧会では、武士の装いとたしなみとともに、武士が描かれた絵巻や屏風をご紹介し、武士の実像に迫ります。       武士が身につけていた甲冑や刀剣、刀装具などの装いには、彼らの美意識や祈りを感じられるものがあります。         武士のなかには、絵画や茶の湯をたしなみとし、刀を筆に持ちかえて画家として活躍をしたり、茶道具を蒐集する者もいました。         昨年当館に里帰りした名刀《太刀 銘月山作》(酒田市指定文化財)をはじめ、平安時代から江戸時代中期までの日本刀、戦国時代末期に主流となった「変わり兜」の一つ《蒙古型兜》(酒田市資料館蔵)、当館では初となる「直接法」による日本最古の魚拓《於錦糸堀御獲鮒之図》(鶴岡市郷土資料館蔵)と「間接法」による日本最古の魚拓《紅鯛》(当館蔵)の同時展示など、見どころが満載となっています。      
    2018.06.10
  • 庭園のサツキの花が見ごろです。

    暖かい日が続き、鳥海山の雪もだいぶ融けて蒼々とした姿を見せてくれるようになりました。季節の移り変わりを感じますね。     美術館の庭園「鶴舞園」ではサツキの花が見ごろを迎えています。       鮮やかなピンクや赤の花が眩しく、散策していてとても気持ちの良い季節ですよ。 ぜひ多くの方にご来館頂き、ゆったりとお過ごし頂きたいです(^^♪  
    2018.06.10
  • 鶴舞園のツツジが咲き始めました。

    季節外れの寒さが続きましたが、酒田もやっと暖かくなりました。     庭園のツツジも陽をいっぱいに浴びて、これから次々と開花しそうです。     満開になれば園内一面が真っ白になり、 初夏なのに雪が降ったような幻想的な美しさですよ。   今年は花のつきも良いようです、ぜひご来館下さい。      
    2018.05.11
  • 【後期展示】酒田の文化財と茶道具名宝展

    開催中の展覧会「酒田の文化財と茶道具名宝展」は、5月10日より後期展示となりました。   後期展示では、掛軸と巻子、屏風がすべて入れ替わっており、 見ごたえのある貴重な文化財を多数ご紹介しています。      重要美術品≪三十番神像≫     山形県指定文化財≪与謝蕪村自筆句稿貼交屏風 呉春画≫(左隻)     山形県指定文化財≪円山応挙筆 高士像≫     酒田市指定文化財≪小野通女筆 霊昭女図≫   学芸員おすすめのコーナーも入れ替わりました。   茶道具に入替はありませんが、掛軸が3点入れ替わっています。     後期展示は 6月5日(火)までの開催です。 ぜひ足をお運び下さい。  
    2018.05.10
  • 【開催中】酒田の文化財と茶道具名宝展

    新年度最初の展覧会「酒田の文化財と茶道具名宝展」が始まりました。   北前船の寄港地として栄えた酒田には、全国各地から流行物や美術品が伝わっています。そうした地域性から、江戸期以降も美術や歴史に対する嗜好は強く、数多くの美術品や史料が先人たちの熱意によって伝来されてきました。その中でも、特に貴重な品は国や県、酒田市の指定文化財となっています。   展覧会場一階では、本間美術館が所蔵する国・県・市指定文化財を展示しています。展覧会は前期と後期に分かれており、絵画と書は全て入れ替わります。     重要美術品 紺帋金銀字金剛頂説文殊五字勝相  平安時代(12世紀)     県指定文化財 魚籃観音花鳥図 章経  15~16世紀   県指定文化財 蕪村自筆句稿貼交屏風 呉春画  江戸時代中期(18世紀)     市指定文化財 高麗青磁蒲柳水禽文浄瓶  高麗時代(14世紀)     「学芸員おすすめの逸品」という特別コーナーを設けました。 指定文化財ではありませんが、皆さんにぜひご覧いただきたい、美しく、珍しく、面白い作品をご紹介します。こちらは前期と後期で全て入れ替わります。   太刀 無銘(月山) 室町時代(15世紀)   高麗青磁瓜形水注  高麗時代(14世紀)   柿右衛門 色絵鳳凰草花文八角鉢  江戸時代前期(17世紀)     また、藩主酒井侯がお茶に傾倒していたことや、隣県の秋田から玉川遠州流が伝授されたことにより、酒田では古くから茶道が盛んでした。 文化財には、藩主や茶人たちが珍重した茶道具や茶掛物も多く見られます。   二階展示室では、指定文化財を含む、本間家ゆかりの茶道具名品を展示しています。     本展では、当館が所蔵する貴重な指定文化財と、本間家が藩主より拝領した茶道具の名品をご紹介します。 日本遺産『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~』の構成文化財でもある「鶴舞園」と共に、酒田の文化と歴史、日本をはじめとする東洋美術の粋をお楽しみ下さい。   ※前期展:4月8日~5月9日 / 後期展:5月10日~6月5日  
    2018.04.10
  • 国指定名勝「鶴舞園」の梅が見ごろです。

    酒田はやわらかな春の日差しがたっぷりと降り注ぎ、とても気持ちの良い一日になりそうです ( * ´艸` )           庭園では、白梅・紅梅ともに次々と開花し、見ごろを迎えようとしています。     庭園を散策する際は、ぜひ池の中島にある梅のアーチをくぐって下さい(^^♪         今日は真っ白な鳥海山もきれいに望むことができ、最高の「本間美術館びより」ですよ!       桜の開花はもう少しのようですね。 敷地内にはソメイヨシノが多いのですが、庭園では白い花をつける山桜も楽しめます。     駐車場にある大きな老木はもうすぐ満開。       カメラ片手に、春の本間美術館へ遊びにいらして下さい。    
    2018.04.10
  • 季節は春へ

    本間美術館にある国指定名勝庭園「鶴舞園」では、日陰の雪もすっかり融け、雪囲いもすべて外され、春の装いとなりました。   青空の下、庭園を散策すのは本当に気持ちが良いです(^^♪     最近の陽気で、庭園内にある紅梅・白梅ともに蕾が色づき、ふくらみ始めています。       今年の開花は早そうですね。 例年は白梅が咲いて、遅れて紅梅、桜と続くのですが、今年は一緒に咲いてしまいそうです。(桜はまだまだですね)   晴れた日には、庭園から真っ白な鳥海山をご覧いただけます。     4月、新年度になるとまた慌ただしくなりますので、今週末はゆっくりと美術館見学などいかがでしょうか(^^)/    
    2018.03.28
  • 【開催中】北前船が伝えた華 雛祭 古典人形展

    最近まで雪がちらついていた酒田ですが、陽が差す日も増え、外にいても気持ちがよい気候になりました。 庭園では、雪つりと雪囲いを外す作業が行われており、春の足音を感じる今日この頃です。   現在は、美術展覧会と清遠閣の全会場を使い、雛祭古典人形展を開催しています。       美術展覧会では、寛永・享保・次郎左衛門・古今といった各時代を代表する内裏雛を中心に、貴重な御所人形と眺めて楽しい衣装人形を展示しています。           今年の展示では、お人形と一緒に色鮮やかな陶磁器をお楽しみ頂けます。 会場も例年より華やかになったような気がします(^^)     また、雛道具のもととなった大名家の嫁入り道具も特別展示しています。 こちらは、庄内藩酒井家へ加賀藩前田家の姫が輿入れした際に用意されたものです。     会場の中央には、酒田の旧家・中西家に伝わった雛人形を展示しています。 お人形はどれも大きさや顔立ち、衣装などバラバラで、最上段の古今雛をはじめとし、年月をかけてお人形が増えていったことがよくわかります。       庭園内の清遠閣では、庄内藩の御用商人・風間家の段飾りと、酒田三十六人衆の一人で豪商・白崎家の段飾りをご紹介しています。         雛祭古典人形展は4月2日まで開催しています。 中学生以下の入館は無料となっていますので、ぜひご家族でお越しください。    
    2018.03.07
  • 【開催中】知ればこんなにおもしろい こもんじょ入門!

    現在、美術展覧会場では企画展「知ればこんなにおもしろい こもんじょ入門!」を開催しています。   本間美術館を代表するコレクションの一つである古文書を使い、 古文書を鑑賞する際、知っていれば100倍楽しめる基礎知識をご紹介しています。     では、展示の全容をご覧ください。   【公的文書:公的要件に関わる文書】 年月が書かれたものと、そうでないものがあります。   【私的文書:私的な音信に使われた文書】   【署名の書き方】ここからは文書の書き方に注目します。文書は「書札礼」と言われるTPOに応じた厳格なルールあり、これを無視すると重大なトラブルになりかねません。   【署名の位置】書かれる場所によって、上下関係や親密さなどが見えてきます。   【宛所の位置】署名と同様に、書かれる場所によって、上下関係や親密さなどが見えてきます。   【印判の用途】花押に代わって使われた印判は、黒と赤があり使い分けています。   【紙の形】紙の形も、竪紙・折紙・切紙などなど様々。   【紙の種類:猪紙と斐紙】主に、こうぞ紙と雁皮紙があります。   【自筆書状と祐筆書き書状】ほとんどの古文書が、文面を祐筆が書いています。 ここでは直江兼続の自筆と祐筆を比べています。   古文書の封の仕方も3種類ご紹介。   古文書をご覧いただいたあとは、二階展示室で書画・工芸がご覧になれます。 いずれも、庄内藩主酒井家と米沢藩主上杉家に伝来した作品です。     このように、まさに古文書の教科書のような内容を、貴重な文化財を贅沢に使って、生で感じて勉強できる展覧会にしました。 古文書に親しんでいる方も、これから古文書に触れる方にも、ご満足いただける内容だと思います。この機会にぜひお見逃しなく!!     ※1月21日(日)午後2時より、庄内酒田古文書館館長・杉原丈夫氏によるギャラリートークを開催します。たくさんのご参加お待ちしています。  
    2018.01.14
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