10月26日（土）27日（日）は『東北文化の日』（毎年10月の最終週末）。またその日から１ヶ月間は『ミュージアムフェアやまがた』が開催されます。期間中は各地の美術館・博物館でイベントが行われたり、入館無料や割引の特典が受けられたりします。

芸術の秋。
この機会に、東北・山形の文化に触れてみてはいかがですか。

広重美術館では10月26日～11月25日、学生以下の入館料が無料になります。小学生、中学生、高校生、大学生の皆さん！ぜひお越しください。（小学生未満はいつでも無料です）

東北文化の日　http://tohokubunka.com

10月13日（日）天童駅から天童温泉へ向かう通りで、織ら田の天童「楽市楽座」が開催され、広重美術館も出店しました。

天童と広重の関係を知ってもらうクイズコーナー、図録販売コーナー、そしてぬりえコーナーを設けました。

通りには地元の商店や農家のお店が立ち並び、にぎやかな１日となりました。

強風の中、ご準備いただいた天童織田プロジェクトの皆さん、ご苦労様でした。

ぬりえコーナーは大盛況！

織田様はもちろん、いろいろな武将たちが通りを闊歩していました。前田慶次と直江兼続も美術館のブースに来てくれました。

みんなのぬりえ。

広重美術館では１０月７日まで「山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展」を開催中です。

東京の繁華街、田舎の暮らし、縁日の風景…　山本さんのジオラマを通して、昭和レトロな懐かしい世界をご紹介しています。

子どもから年配の方まで、細かい作りに感動したり、ジオラマの中のストーリーを想像してみたり、じっくりと楽しんでご覧いただいているようです。

また展示の片隅では、展覧会にあわせオリジナルのグッズを取り揃えたショップを開設しています。

作品集、「梅ちゃん先生」グッズ、ジオラマキット…

そして、梅柄の巾着（米沢・米織小紋さん）と黒あめ（天童・盛寿庵さん）を組み合わせた、広重美術館のオリジナルグッズもあります。全４種類です。「梅ちゃん先生」ならぬ「あめちゃん巾着」…といったことろでしょうか(^_^;)

今日は天童市立成生小学校の６年生が、自転車に乗って美術館見学に来てくれました。

はじめに「江戸時代ってどんな時代？」「浮世絵って何？」「広重ってだれ？」「天童と広重のかかわり」などをレクチャーした後、浮世絵の展示を見てもらいました。

教科書にも載っている浮世絵を実際に目にして、どんなことを感じたでしょう。

その後、同時開催中のジオラマ展も鑑賞しました。

秋晴れの中、自転車で天童の歴史をめぐる授業にはよい一日だったのではないでしょうか(^^)

昨日14日、ジオラマ作家の山本高樹さんによるトーク＆サイン会が行われました。ジオラマ制作へのこだわりや隠れた見どころ、「梅ちゃん先生」のオープニング映像が完成するまでの秘話等をお話しくださいました。参加された皆さんは、山本さんの気さくな人柄に触れながら、時には笑いも交えながら、ジオラマの緻密な作りに感心されているようでした。