12月15日、3年生が種まきや収穫の体験をさせてもらった岡の台ごんぼを使って、料理教室が行われました。
今回のメニューは2品。「酢ごぼう」と「きんぴらごぼう」です。
当日は、町の健康づくり推進員の皆様(遠藤さん、菅間さん、岡田さん、小林さん、大木さん)にご来校いただき、手取り足取りご指導いただきました。
ごんぼがかたいため、包丁づかいも見ていてドキドキ・ハラハラ・・・
使う調味料もレシピを見ながら、自分たちで調合します。
ピーラーを使って皮むきも体験しました。
包丁は「切る」道具だけではないのですね・・・
長さをそろえて切ったり、1本のごんぼを縦に四分割したり、丁寧に、慎重に作業している姿がありました。
長さも厚さもきんぴらごぼうに最適な大きさにカットできました。素晴らしい!!
きんぴらごぼうにかけるすりごまも自分たちにで作ります。
一方で、炒め担当の子供たちも大苦戦。
大きなフライパンにたくさんの具材・・・
こげないように、全体に火がとおるように、ひたすら箸を動かし続けます・・・
水分がなくなるまで・・・なかなかなくならないなあ・・・
実はこの活動は、単なる料理教室ではなく、ごんぼついてこれまで様々教えてくださった小松先生と、収穫を体験させていただき、貴重なごんぼをたくさんちょうだいした田中さんをご招待し、感謝の気持ちを表す会でもありました。
ですから、子供たちはその気持ちをもって一生懸命に作業していたのです。
そしていよいよ完成です!!
どの班も、予定していた2品を見事完成させました。「おいしそう!!」
班ごと盛り付けをし、感謝の会スタートです!
小松先生も田中さんも、「おいしい!」と喜んでくださいました。子供たちにも満面の笑みがこぼれていました。
小松先生、田中さん、そして健康づくり推進委員の皆様、本当にありがとうございました。子供たちは、東根の宝物に直接触れながら、その温かさを感じているようでした。
実は・・・
今回子供たちが作業しやすいようにと、前の日までかげで準備をしてくださっていた方々いらっしゃいます。小口業務技術員さんは、このごんぼを土の中で大事に管理していてくださいました。
また、お二人の健康づくり推進委員の方々は、前の日の夕方にご来校され、土がついたごんぼをたわしできれいにし、すぐに調理ができるようにと班ごとに材料を分けてくださっていたのです。私たちが表で活動できるのも、そのように陰で準備をしたり、支えたりしてくださっているからなのです。改めて、関わってただいた皆々様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
今年の漢字に一文字追加です。
来年はどんな年になるのでしょうね。
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