28日(月)4年生の紅花学習の集大成である「紅花染め」学習会が行われました。
当日も、1年間紅花学習の講師を務めてくださいました新野先生ご夫妻にご来校いただき、丁寧に教えてもらいながら活動しました。
最初に自分の布を水に浸したあと、染料を抽出します。
班ごとに紅餅が入った布袋を握りながら、黄色の染料をボウルに集めます。
水がとても冷たい様子でしたが、みんな楽しそうに、一生懸命に作業していました。
続いて、模様づくりを行います。新野先生がお手本を示してくださいました。
使う道具は、ペットボトルキャップと割りばし、輪ゴムです。
色を付けて、布を開いてみないとわかりませんが、
自分で工夫しながら、完成図を想像し、熱心に取り組んでいました。
悩んだ時には、新野先生の出番!わからないことを素直に聞ける力って大事な力ですよね!新野先生も優しく教えてくださりありがとうございます。
模様づくりが終わった人から、先ほど抽出した液にしっかりと浸します。
当然ながら白い布は、黄色に変色しました。
浸す作業を友達と代わるがわる3回ずつ繰り返します。
どんな模様になるのかワクワクしながら作業を行っていました。
3回ずつ浸し終わると、新野先生が何やら魔法の液を注いでくださいました。
なんと!!先ほどまで黄色だった布がピンクに変わっているではありませんか!!
きれいな色に染まっていく自分の布に大興奮の子供たちでした!
水洗いをして薬を落とせば、はい!完成!!
模様の形や大きさなど、
同じものは一つとしてありません。
世界にたった一枚だけのハンカチです。
残念ながら時間の都合上、全員分を写真に収めることはできませんでした。
何人かの作品をご覧ください。
この一年間、白鷹町の花である「紅花」を追求し続けてきたことはとても貴重な学習になったと思います。
この体験をもとに、町の宝物である紅花をもっと多くの人たちに伝えていってほしいなあと思いました。
このハンカチはいつまでも大切にしてくださいね!
この学習の終盤、一人黙々とチョボラしている人を発見しました。
机の下に落ちている糸くずを拾ってくれていました。
誰かの役に立つことを自ら実践できる態度が身についていることが素晴らしいと思いました!ありがとう!!