17日(金)稲作学習の集大成「しめ縄づくり」を行いました。
今年もたくさんの地域の方々に教えていただきました。
中でも、「名人」と称される佐藤先生には大変お世話になりました。
5年生が脱穀したときにとっておいた稲わらは色が変わってしまったとのことで、佐藤先生がしっかり管理したきれいな稲わらを準備してくださいました。
また今年は、時間の都合上、一人一本ずつしめ縄を作って持ってきてくださいました。
そのしめ縄がどのように作られるのか、目の前で実演してくださいました。
パーツ作りから見せていただき、その手さばきの良さに東根っ子の目はくぎ付けでした。
縄のより方もお習いし、その手の動きをまねてみました。
一般の縄をなうときとは反対の手の動きになるため、とても苦労していました。
いよいよ実践です。まずは、しめ縄の表面をハサミできれいに整えます。
それが終わると、しめ縄の先を少しほどいて、先ほどお習いしたような手さばきで、縄をなってみました。それが、思うようにいかない・・・。とにかく難しい!
そして最後に「紙垂(しで)」をつけます。
悪いものを寄せ付けないためにつけるのだそうです・・・
最後はみんな笑顔で!いいお正月が迎えられそうです!
さて、午後からは、山形新聞長井支社の石井支社長さんをお招きし、新聞の読み方講座が行われました。
また、白鷹専売所の鈴木代表取締役にもご来校いただき、新聞の読み方について教えていただきました。
石井支社長からは衝撃の一言!!
「新聞はちゃんと読まなくてもいいんです!」・・・「ん?!」みんな首をかしげました。
まずはページをめくるだけ。そして、気になる見出しを読む。もっと読みたいときは、見出しの次のリード文を読む・・・。
見出しの大きさが記事の重要度と大きく関連していることを学びました。中でも白抜きは超重要。
実際に、一人一部ずつ準備していただいた新聞に目を通し、読み方を練習してみました。
そのほかにも囲まれている記事はびっくりニュースの目印であることや最も最小の記事など、新聞の秘密をたくさん学ぶことができました。
また、新聞を読むことで学力がアップするデータなどもご紹介いただきました。ぜひ、冬休み中に、毎日新聞に目を通す習慣をつけられるといいですね。