9月28日の稲刈りに続き、10月11日、地域の先生方にお世話になりながら5年生が脱穀作業にチャレンジしました。
まず最初に、小林小山沢地区中山間地域づくり推進協議会長様より、作業工程についてお話をお聞きました。子供たちはやる気満々、さぅそく作業開始!!
乾燥させていた稲杭から稲を外し、
ハーベスターという機械に入れていきます。
ハーベスターという機械は、
もみと
稲わらを分別する画期的な機械です。機械ってやっぱりすごいですね!
もみの袋がいっぱいになると、その米袋を軽トラックまで運ぶことも作業の一つです。
3人から4人がかりでやっとこ運ぶことができました。でも、地域の先生は、ひょいと一人で肩に担ぎ、運んでいました。達人はやっぱりすごい!!
一方稲わらのほうも、抱え込むようにして一生懸命に運んでいました。
運んでは並び、
運んでは並びを繰り返していました。
どこに運んでいるかといいますと・・・
「ベーラー」というこの赤色の機械のところまで。
安全に気を付けながら、ベーラーの投入口に入れていきます。
さて、そのあとこの稲わらはどうなるのでしょうか?
投入口の反対側から形を整えられた状態で出てきました。
これは家畜の飼料になるのだそうです。米は捨てるところがないんですね。
残った杭もちゃんと片付けてくれました。ありがとう!
地域の先生から、「一粒の種からこれだけたくさんの米が実るんだよ。」「何粒あるかなあ?」と教えていただきました。
最後に、田植えから4か月間、お世話になった先生方に心からのお礼を申し上げました。小林会長様からは、「米という漢字は八十八と書きます。米ができるまでには、八十八の手間がかかるからそう書くんですよ。」と教えていただきました。地域の先生方がやさしく丁寧に教えてくださったおかげで、子供たちはとても有意義な学習を行うことができました。本当にありがとうございました。
作業がすべて終了!と思ったら・・・「あっ!!」まだ、ベーラーに入れていない稲わらがありました!
・・・実は、これはこの後地域の先生からお習いする「縄ない」のために、確保していたものでした。何から何まで本当に感謝感激です!
そして、脱穀の2日後の10月13日、
小林会長様が精米した米を届けてくださいました。ここまでしていただけるなんて、本当に幸せ者の東根っ子です!これからもそのお返しとして、地域に子供たちの元気と活躍を届けてまいります!!ありがとうございました!