岡の台ごんぼの種まきをしました!

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今日3年生21名が、岡の台ごんぼの種まきをしました。地域の先生は、岡の台ごんぼ生産者の小松勝美さん。今年もお世話になります!

まず最初に、小松さんから、岡の台ごんぼのことや種まきの仕方、育て方などについてお話をお聞きしました。ユーモアを交えながら説明してくださる小松さんの話に、子供たちも職員も引き込まれ、にこにこ笑顔が絶えませんでした。

そして質問タイム!全員が手をあげ質問する中、小松さんは、「手をあげて発表すること、そのことがすごいことなんだぞ!」と、一人一人の質問に丁寧に答えてくださいました。

さあ、いよいよ種まきです。小松さんが機械を使って畝を作ってくださいました。

あっという間に、とっても綺麗な畝が完成し、大歓声でした。業務技術員の小口先生に手伝っていただきました。ありがとうございます。

突然ですが、問題です!これはなんだかわかりますか?

実は、色の付いているところがコーティングされたごんぼの種なんです。これまたびっくりでした。こんなふうに紐のような物に種がついていて、畑の端から端にまっすぐに紐を張り、畝の上に置きます。

そして、紐が隠れるようにやさしく土をかぶせます。

これで種まきも終わりかと思ったら・・・なにやら小松さんが見慣れない機械を準備していました。「おもしゃい機械見せっからまってでな・・・。」子供たちはどきどきわくわくです・・・。

なんと、自動種まき機だったのです。あっという間に、種をまき、土をかぶせていきました。文明の利器って素晴らしいですね。

これで終わり・・・かと思っていると、小松さんが今度は何かをまいています。

これは籾殻でした。籾殻をまくことで、雑草が生えにくくなる、土の水分が保たれるなどのよいことがあるのだそうです。いろいろ学ぶことができました。

もっともっとごんぼのことを知りたい子供たちは、種まきが終わってからも意欲的にインタビューしていました。地域にある宝物をこれまで以上に身近に感じ、ふるさとに誇りを持った時間になりました。

子供たちの質問に、「ごんぼにはどれくらい水をかけるのか」という質問がありました。小松さんの答えは、「かけません。」でした。びっくりした子供たち!小松さんは、「水かけは自然に任せています。ごんぼに苦労させるんです。」とおっしゃっていました。そういえば、「可愛い子には旅をさせよ」ということわざもあります。どこか教育そして子育てに通ずるものがあるように感じました。「がってしない逞しい子供」に育ってほしい!そう願っています・・・

2021.06.09:higashinesho:[のびのび東根っ子]