長井市の伊佐沢地区には、知る人ぞ知る「久保桜」という、エドヒガンの古木がある。
樹齢1200年と言われる。
地元の方には、あらためて言うまでもなかろう。
しかし、全国区で観ている方もいるようなので、ヒンシュクを承知で勝手なコメント。
今、萩が見頃だ。
「久保桜」には、坂上田村麻呂伝説が絡む。
「お玉」という、地元の豪族の娘との悲恋の物語。
と言うと美しい。
しかし、わがままな田村麻呂の夜伽に差し出されただけ、という説もある。
実は、仲を引き裂かれた地元の若者との悲恋。
けなげな「お玉」は、地元の村を守るために、その役を買って出たのだ。
あくまでも、英さん。のフィクションだが・・・・・。
この玉林寺には、その「お玉」が祀られている。
だから「玉林寺」だそうだ。
「お玉」の碑からの眺めは素晴らしい。
機会があったら、是非お訪ねいただきたい。
今、白萩が美しい。
それは、もしかしたら「お玉」の肌の色かもしれない。
英さん。は、単身赴任も含め、福島県に10年ほど住んでいた。
そこにも「坂上田村麻呂」伝説の絡む桜が何か所かある。
1200年前の物語に思いを馳せ、いろいろ想像するのも面白い。
ヒンシュクのバイヤー「英さん。」
秋の夜長のシンフォニー。
第一楽章・・・・・。
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