このところ、とっても良い言葉を続けざまに聴いています。
そのうちの2つを紹介しますね。
これはある方のお母様が時々語っていた言葉だそうです。
「出来事には良い出来事と不幸な出来事があるけど、それとあなたの人生が幸福か
不幸かなんというのは関係ないんだからね」
素晴らしいお母様ですね。
そのお母様は貧しくて苦労をされた方のようですが、きっとこのように心を明るくして
前向きに生きた方だったのでしょう。
出来事の良し悪し、特に悪い出来事に落ち込みがちな私達。
そんなことでいちいち人生を不幸に陥れる必要はない、人生の主役は自分だ!
っていう訳ですよね。素晴らしい心の置きどころです。
さて、もうひとつ。
家族第一、仕事優先、倫理中心
最後の倫理中心というのは、倫理法人会ならではの発言ではありますが、その人の芯の
部分とおきかえて考えてみてください。
私たちは日々常に判断を迫られます。
優先順位をつけなければならないことが多々あるわけです。
その際、とても役立つ言葉だと思いました。
家族が何と言っても第一なのだ。いろいろなことは、家族を幸せにするためのこと、
家族と共に幸せを感じて築いていく、ということです。
しかし、仕事と重なった時は、仕事を優先させる。これは家族を第一に考えていない
わけではなく、大きい目で見ていった場合、仕事を優先させることも家族第一主義と
決して相反しないのだ、というスタンスです。仕事で社会に貢献する姿勢が、ひいては
家族をより大きく幸せにする源となるわけですから。
そして倫理中心。
ものごとの考え方の中心に倫理というものがしっかりと根づいているからこそ、家族も
仕事もうまくいく。その中心をないがしろにせず、磨いていくことは、家族第一と
仕事優先と相反しない。
このように、一見矛盾しそうなことを自分の中でしっかりと落とし込むことが
人生の質を高める上で大切なことだと思います。