昨日の雨がやみ、それでいて暑すぎない好い天候になった。
会としては2度目の見学で、参加者の中にも何度も見たことがある人もいるが、私は今回が初めて。
福島県側の国道13号 大滝トンネル近辺に建設中の橋をかけている現場を見せていただいた。
約6年前から、ほぼ毎月福島市通いをしているので、外観的な工事の進捗は感じていた。
その橋の橋脚部に立ち、60m以上あるという道路を見上げたら一層高さを実感する。
橋脚にとりつけられた12人乗れるという籠のようなエレベーターがある。
工事をしている人が現場へ行き来するために使用しているものだ。
この籠に乗って、まさに現場を見学させていただく。

高いとこはちょっと…なのでゾッとしない話なのだが、のらなきゃね、ここまで来たら(^^;

あははは…(^^; 高ぁ~ あはははは…。
この仕事は私はできないな。
ノロノロと籠(エレベーター)は登って橋の上に到着。
そこには鉄骨でできた大きな枠のような作業機器があり、そこではコンクリートを打つための枠に鉄筋を入れる作業を、何人かでチームプレーで行われていた。
60mの一本の橋脚が建てられ、そこから両側へコンクリートを打って行き、Тの字型に橋は伸びて行く。
私はこの日まで、橋は端から(^^;造って行くものと信じて疑わなかった。
いやぁ、すごいことになっているものだ。

現場で説明を聴き、再び籠に乗って降りてから、車に乗ってすでに出来上がっている橋へ案内してもらった。
できていると言っても、コンクリート打ちっぱなしの道路である。
作業用の山道と貫通しているトンネルなどを通って橋の上を走る。
なかなかできない体験。
11人の参加者全員、これは初めて。
皆、ヘルメット着用。

いやぁすごいなぁ!
遠くから眺めても判らない道路の仕組みも、説明を聞いて納得。
福島市~米沢市間が開通するのは平成29年度予定とのこと。
なかなか見ることができない所を、見て感じることができた。
(もっと)歳とってから、この日のこと、言い続けるかも。
貴重な体験だった。
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