雪灯籠祭りが終わり、翌日からまたお天気が変わりました。
夜中から静かに雪が降り続け、除雪した方がよいぐらいに積もっていました。
朝から日中にかけて、さらに勢い良く降り出して、夕刻にはまた除雪が必要、というよりも朝よりも量が多かった。

小さな陶製のお雛さまを、相方が飾りました。
ほんとに可愛らしいものです。
昨年は、まだ実家で過ごしたので、わが家では実質的に初節句と言ってよいのでしょう。
女の子の誕生し、健やかに育ち、幸せになってほしいという願いが込められているのですよね。

じつは、わが家にも昔からのお雛様があるのです。
けれど、私の姉が嫁いで以来、ほとんど飾ることがなくなっていました。
ですから、もう○十年にもなってしまっています。
私の両親は、それでもせめてこれだけでもという思いで、飾っていたことがあったのですが、ここしばらくそれもなく、それこそお蔵入りしていました。
この度は、その古いお雛様も出してあげないと可哀そうだと思いました。
娘を授かって初めてもった感情です。
ほんとに、自分というものは気がつかない人なんだなぁと、つくづく残念に思います(ー_-
午前中のお勤めを終えて、午後からは、蔵の掃除を兼ねて発掘作業。
それが、思いのほか大仕事になってしまったのですが、とりあえず、無事に発見。
数日かけて、飾れるよにしてあげようと思います。

夕食に、母親お得意のでっかい茶碗蒸し。
これを食べつつ、昔のお雛様の話を聞いたりします。
相良人形という、土で焼いて作った米沢の民芸品の人形なのですが、「この前(最後に)飾った時丁寧に紙で包んでしまったから大丈夫だべぇ」という母の言葉通り、しっかり保存されているようです。
一つ一つ開けてみるのが楽しみだなぁ。
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