• 峠
5月29日(火) 晴れのち曇り、一時小雨

今日も大気が不安定ということで、昨日のような雷雨を心配したが、小雨がぽつっと当たる程度で終ったようだ。

大雪のため一ヶ月延期して、6月8日(金)に「大荒沢不動尊」の春祭りを行う。
春は、午後一時半から「大般若転読会」。
その準備と掃除を2日(土)、早朝作業で行うため、その協力お願いの依頼を、あちらこちらを回ってお願いしてきた。

入田沢から口田沢、米沢市内も含め、約三十軒ほど。
幸い雨に当たらずに終了。




画像は、米沢市入田沢と川西町玉庭の境にある、かつてサンマリーナ玉庭。
スキー場とゴルフ場を兼ねた、レジャー施設としてバブル時代の終盤に十数年稼働していたところだ。

今は…遠目で観ても、建物が壊れたり老朽化しているのが解るようになった。
今冬はとりわけ雪が多く、損壊してしまった周辺の建築物が目につく。

峠道が好きだ。
米沢盆地のその山間地に生まれ育ったのだから、否が応でも峠は越える必要がある道路としてある。
それにしても、子どもの頃から、この山を越えたらどこに行くのだろう、そう思うと自転車で峠越えを試みたものだった。
親に言うと止められるに決まっているので、黙って行って、たいへんな目にあっても素知らぬふりをして帰って来る。

そういう指向は大人になって、いいオヤジになっても基本は変わらない(--;

というわけでもないのだが、入田沢から玉庭に抜ける峠を車で登って眺めてみた。
そこには、冒頭の画像にある道標が建っている。

向かって右に行くと高明ヶ沢、左へ行くと田沢の戸長里へ行くと記されている。

そこから、またバブル時代の遺物となった山の方に視線を移すと、なんと物悲しい気分になるものだ。



夕刻、わが家に近い田んぼでは、あちらこちらで田植え機で田植えをしている。
その近くの林は、藤の花が咲いて、緑の木に薄紫が映えている。
これもじつは、林を手入れしなくなったせいで、近年そうとう広範囲に観られる風景だ。

山里に暮していても、あれこれ、風景は変わってきているものなのだ。



2012.05.30:dentakuji:[なあまず日記]

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