高橋社長がブログで何回か、空気清浄機と換気の違いを紹介していますが、空気清浄機で空気が綺麗になっていると誤解している人は随分多いようです。
この時期、新築でも3種換気の場合、寒い風が入るということで、換気の吸気口を閉めて、換気扇を消している方も多いのですが、人は、呼吸によって酸素を取り入れて二酸化炭素を排出しますので、自然に室内の酸素濃度は薄くなり、逆に二酸化炭素濃度は上がりますので、昔の隙間の多い住宅であればともかく、とりあえずは気密化された住宅では、常時換気する必要があり、そのための24時間換気ということをご理解いただきたいと思います。
完全に密閉された6畳間で、人間一人の呼吸によって吐き出される二酸化炭素濃度は、わずか1時間で5000PPMに達します。
5000PPMというともの凄い量に感じるかもしれませんが、空気の割合からすると僅か、0.5%の比率となり、これだけの量でも人によってはめまいや頭痛・吐き気が起きる量となります。
外気の二酸化炭素濃度は、400PPM前後ですが、学校や公共施設の公衆衛生基準では、1000PPM以下が推奨されており、高くても1500PPM以下というのが基準となっています。
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