最近、たまに見かけるようになったウレタンの吹き込み断熱です。
一般的に充填断熱に使われるGW(グラスウール)は、隙間なく押したりよれたりせず、均等に充填するのは難しいので、隅々まで、断熱出来る様にと最近採用されつつあるようです。
この様に、吹き込み直後は発泡してモコモコになっていますが、平らに削り取ってからボードをはりますが、この建物は熟練の職人さんの施工ではないようです。
確かに、GWと比べると断熱性能はアップしそうですが、木材が痩せた時の隙間はどうなのか?木材の調湿効果は台無しだろうな?何か健康に悪そう?とかいろいろ考えてしまいます。
結局は、内断熱の場合は、木材そのものが断熱材ではなく、どうしても熱橋となるので、内部結露の危険性は解消しないと思うのですがどうでしょう。
ちなみに、ウレタン断熱は、ウレタンが湿気を通すから防湿フイルムの施工はいらないとか???
よく、ウレタンは燃えたら猛毒のシアンガスが発生するなんていう話も耳にしたことがありますが・・・。
私は、こういう家には住みたくないのですが、皆さんはどう思われますか~?
建築部 T
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