火起しでっぽ 〜キャリアネットワーク〜

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昨日の河北新報の10面にこんな記事がありました。
『パソナが昨年、主にフリーターを対象に就農者を募集したところ、応募した200人の8割は、銀行員や一流企業の社員を父に持っていたという。
社長の南部は「彼らは、(会社を妄信したり絶望したりした)親を反面教師に自分探しをしているのではないか」と分析する。
日本人は戦中は国、戦後は会社と常に何かに寄り掛かり、裏切られてきた。その挙句、多くの子供に「親のようには働きたくない」と思わせる企業社会を作り出してしまった』

中高年の自殺がハンガリーについで2位であるということも、上記記事の脇に囲い込みで記載されていました。

まさにニート、フリーター問題とセカンドライフの問題はリンクしているのではないでしょうか。

そんなときに、パソコンを整理していたら、次の詩(?)が出てきました。なんで残していたのか自分でも覚えていませんし、だれの作かも書いてありません。
ご存知の方がいたら教えてください。

by 長朗

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『もし、私が知ってさえいたら』

もし、ぐっすり眠っているあなたを見るのが
これで最後だと知ってさえいたら、私はあなたをもっとしっかり、
毛布に包んであげ、神様の祝福を祈っただろう

もし、外出するあなたを見るのがこれで最後だと知ってさえいたら
私はあなたをしっかり抱きしめ、キスをし、出かけるあなたを
もう一度、呼び止め、もう一度しっかり抱きしめたことだろう

もし、あなたの心からの、ほめ言葉を聴けるのが
これで最後だと知ってさえいたら
私はそれを毎日繰り返して見ることができるように、
あなたの言葉とその態度のすべてをビデオに撮影したことだろう

将来の道を考えるための明日はきっとあるし、きっと来ると考えている
すべてをやり直すための明日はきっとくるはずだと、私達は考えている

「愛しているよ」と言える別な日がいつか必ずあるのだろう、
「何か手伝いましょうか」と言える機会がまたきっとあるのだろうと思う

しかし、万一、それが間違いだったら、あなたをどれほど愛しているかを
伝えられるのは、今日しかないのだ
そのことを決して忘れないようにしたい

若者にもそうでない者にも明日という日は約束されているわけではない
だから、今日こそあなたが愛する人をしっかり抱きしめることができる
最後の機会かもしれないのだ

もし、あなたがなすべき明日を持っているのであれば、
今日実行してみたらどうだろう
もしかしたら、明日は来ないかもしれないし、そうなったら
きっとその日、あなたは後悔することになるだろうから

笑顔を見せること、抱きしめたり、キスをしたりするための
ほんのわずかな時間
相手があなたに求めている、唯一の
最後の願いだったかもしれないそれらのことを
多忙を理由に拒否してしまったとしたら
きっと後悔することになるだろう

だから今日、愛する人をしっかり抱きしめよう
そして耳元でささやこう
愛していることを、いつも大切な人だということを
「ごめんなさい」「ありがとう」「大丈夫」
「いてくれてありがとう」と時間をとって伝えよう

そうすれば、もし明日が来ないとしても、今日、この日に、
後悔することはないだろうから

2005.08.20::count(1,777):[メモ/わたしの意見]
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