「優」の字

 「優」という字を考える。
 「優しい」「優秀」の字・・。ひとつの漢字なのに、なぜ、やさしいとすぐれているというあまり似ていない意味があるのか・・。
 答えは簡単。人間は優しさが優秀な人間の重要な要素だからである。よって、「すぐれている」と「やさしい」は、一つの漢字「優」という字で表現される。優しさのない人間は「優秀」な人間ではないのである。
 このことを以前、某大学の教授に話したら、「すばらしい。今度の授業に使おう!!」と言ってくれた。お世辞でも社交辞令でもうれしかった。
2008.02.28:主人:[文字を考える]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。