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お手紙・・・その2

お手紙のお返事を頂戴するのは
とっても嬉しい!

封書を手にとり目を輝かせた娘


素敵な音楽を届けてくれたMさんのお名前が
サイン風に印されている


『かっこいい!お母さん、これ・・・サインみたいだね』


『それ、きっとサインでしょ!もっと有名になったら、すんごく貴重だから、大
切にとっておくのよ~』


私、言い方を間違えました(--;)


゛大切に・・・゛

伝えたかったのは、ここだけです
要らぬ一言でした(--;)


この後


゛お手紙ありがとうございました。大切にします゛

と綴った娘の手紙の最後には


やはり


要らぬ一言が・・・(苦笑)



【 子は親の鏡 】


肝に銘じます




《 敬愛するピアニストMさんへ 》

川西町に毎年素敵な音楽を届けて頂きありがとうございます。
もう・・・12年になるんですね。

私たちは、躍動感の中にも優しさを感じる
Mさんのピアノの音色が大好きです。

国内外でご活躍の著名演奏家との共演、
音楽分野を越えたアーティストとのコラボレーションを川西町で・・・
とっても贅沢で、とっても幸せなひととき・・・
素敵なプロデュースをいつも、心待ちにしています。

また、夏にお会い出来る事を楽しみにしています。

お手紙

遠くに引っ越したお友達や
お世話になった方に
娘たちは手紙という手段を使って
気持ちを伝える事が多い


昨年末に聴いたクラシックコンサート
ピアニストのMさんに、手紙を書いた

本物の音楽を感じた
゛感動゛を伝えるために

ご丁寧に、お返事をいただいた


私宛には・・・

【二人のお子さんは、norikoさんの明るさと、おもしろさ、温かさを受け継いでますね】


おもしろさ?


嫌な予感・・・


娘に、どんな内容の手紙を書いたのか確認した


嫌な予感・・・的中(--;)


『ピアノの音色があまりにもここちよくて、ねてしまいました』


と綴ったらしい(-_-;)




《 穴があったら入りたい 》



こんな時のためにある言葉だと思った

過去と今、そして未来をつなげる!

【新年の抱負】

・子どもの頃の感動を未来へつながる子どもたちに伝える

・過去に対する敬意を持ち今を解釈し、未来へと創造する


子どもたちに新年の抱負を言ってもらった後
ある本を手にしながら自分の抱負を語った

『お母さんの抱負・・・それ、パクるの~』

すいません、パクらせてください(((^^;)


《娘たちへ》
これも、今日出逢った本からのパクりですが・・・(((^^;)
2011年の始めに貴女たちへ贈ります。

「いかなる道もひとつの道にすぎない。心(ハート)に従うかぎり、
道を中断してもさげすむ必要はない・・・。あらゆる道を慎重に
よくみることだ。必要とあらば、何回でもやってみるがいい。
そして自分に、ただ自分ひとりに次のように尋ねてみるのだ。
この道に心はあるかと。心があれば、いい道だし、なければ、
その道をいく必要はない」

(「ドン・ファンの教え」byカルロス・カスタネーダ)

フリッチョフ・カプラ著『タオ自然学』より

あり得ない!

2010年最終日

【終わり良ければ全て良し!】

という事で、宿題でも終わそうか・・・
とそれとなーく娘に言ったら


『じゃあ、終わり悪ければ、今までのことが全て水の泡なのか?終わりさえ良ければそれでいいのか?校長先生は、終わり悪ければ全てダメ!って言ってたー』

と泣き出した。

あらら・・・(汗)

『いや、そうじゃないよなぁ・・・一日一日が大事なんだよなぁ・・・いつも、そう言ってるものね・・・終わりが悪いと全てがダメなんて、そんなこと絶対ないよ!』


と弁解?した後



『でも・・・毎日たくさんの脳ミソが死んでるんだから・・・それを阻止するために何かしないとねー』


『んだがらぁ・・・今一生懸命、宇宙戦艦ヤマトの歌詞覚えようとしったんだでら!それより・・・お母さんの脳ミソ活性化させるために、ダンボールで宇宙戦艦ヤマトの実物大作ったら?』

『いいねぇ・・・やろうか!・・・ん?・・・実物大?』

実物大って・・・何?

あり得ませんから・・・

で・・・宿題どうすんのよー!

今だから・・・

【 心境 】 平成21年12月29日 (主人のブログより)

 GVL効果で、移植する必要はないと思っていた。しかし、甘くはない。いよいよ、移植することになった。

 最初は不安と戸惑いもあったけど、よく考えると、この病院に来た目的は、移植するため、治療するため・・そう考えると、心に整理がついた。

 400日を超える入院生活・・。ここ数日、norikoの体調が悪いこともあり、自分の犯してきた病気という罪の事の重大さに、再認識させられた。いろんな歪みをもたらしてきたと・・。
 そんな中で、norikoは力強く、葛藤の繰り返しをしながら、俺をサポートしてきてくれた。ありがたい。

 期待感・・・
 先日、職場に顔を出したときに、期待という言葉があった。職場復帰したら、期待しているぞ・・うれしかった。期待に応えられるかは別として、期待されるということは、決していやなことではない。

 でも、俺の心には、期待に対する・・ある意味で否定的な気持ちが走った。

 それは、期待よりも大切なこと・・それは家に戻ることだ。仕事なんて、どうでもいい・・そんな気持ちは決してない。でも、まず、俺にとって大切なのは、家族と生活を共にする時間を一刻も早く作りたいという気持ちだ。このことが、心の中を走ったのである。

 取り返しのつかない時間の流れ・・決して、穴埋めはできないけど・・挽回はしたい。わかるかな??・・

 この気持ちが今の俺のエネルギーだ。絶対、負けない!!

主治医のY先生の言動は、そんな俺の心を後押ししてくれる・・。ありがたい。自信をもって、俺にかけてくれる言動は、俺の病気に対する闘争心にカンフル剤を更に入れてくれる。医師として・・いや、人間として学ぶべきところがたくさんある。すばらしい人間だ。

 家族愛、優秀な医療スタッフ・・幸せだ!! こんな環境で、病気に負けるわけがない。全勝だ!!

2009/12/29 10:47:主人:[メモ/白血病から考えたこと]



【 JAPAN 】2009/12/29 23:35
最近のスイフトBGMは、長渕の‘Japan‘
この曲の歌詞

《 強い物と闘うときは ただ ただ ひたすら 自分を信じればいい 》

この部分が・・・大好き!

今日見た映画も゛生きる゛がテーマだった。
自然の摂理・・・
『弱い物が淘汰され、いろんな命が鎖のように繋がって成り立っている・・・でも、そこにあるのは、゛生きる゛という営みだけだ』

こんな感じの台詞があった。


娘達は、お父さんが病気だという事で、くじけたり、腐ったりせず、
いつも前向きで、まっすぐ 毎日生きている。

私は、時々、辛くなることもあるけれど、子供たちの顔を見てると、
可愛い笑顔をずっと守ってやらなくてはと思う。

とりあえず、目の前のものを一つずつクリアだね。
  【 noriko 】



こんなやりとりをした昨年末が、一番辛い時期だったかもしれない
でも、この時だって、必ず治ると、どこかでそう信じてたし
そう信じる事意外とは向き合えなかった

今振り返ると・・・
現実と向き合う方法もありだったかもしれない
現実と向き合って
今までのこと、これからの事を
じっくり話し合うのも
悪くなかったかもしれないと思う