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『愛していると伝えてください』

詞: 長渕剛 作曲: 長渕剛

そこに たったひとつだけでもいい
あなたの優しさが あるならば
たとえ 私は死んでもかまわない
それでも あなたが息づくならば

もしも 明日が無いと知った時
おどおどせずに あなたを抱きしめて
二人で震えながら迎えた朝
永遠(とわ)の愛を海に誓った

あなたは 決して 何も悪くない
それより 今は 私の胸の中
誰よりも 深く眠ったら
必ず 必ず 帰って来てくれると・・・

私の事を ずうっと ずうっと
海よ どうか 伝えて下さい
たった一言でいい たった一言でいい
愛していると 伝えて下さい


そして 猛り狂う波がゆらぐ頃
あなたの優しさが 聞こえる
わたしは あなたの名を幾度も叫び
星の数ほど涙を流す

ささやかな傷に くじけるわたしの
弱さをあなたは包んでくれた
陽はまた いつものように昇り
命ある限りわたしは祈る

あなたは 決して 何も悪くない
それより 今は 私の胸の中
誰よりも 深く眠ったら
必ず 必ず 帰って来てくれると・・・

私の事を ずうっと ずうっと
海よ どうか 伝えて下さい
たった一言でいい たった一言でいい
愛していると 伝えて下さい


この曲を聴きいていたら涙があふれた
昨年の今頃、主人の回復をじっと待っていた

゛必ず必ず帰ってきてくれる゛

そう信じて・・・

生きててね!

主人が入院してから家を空けることが多くなった私

最初の頃は
留守番をする子供たちに
いろいろと約束事をした後

『おりこうさんにしててね』

そう言って出かけていた


子供たちは甘えていい時と相手を十分知っていた
我慢すればするほど、リバウンドがくる


ある時期から
留守にするときの約束事を変えた


『お母さん帰ってくるまで生きててね。とりあえず、生きててくれればいいから・・・!』


『お母さん、それって・・・一番難しい事かもぉ』


笑いながらこんな会話を何度も交わした


"とりあえず生きてて欲しい"


決して冗談で言ってるわけではないと
子供たちも分かっていた



今朝、娘が泣きながら

『もう嫌、死にたい!』

やる事が裏目裏目にでて
その苛立ちをそう言葉にした


『死んでもいいよ。自分で決めてそうするなら・・・。ただ、貴女が死ぬことで心の中にとってもてっても深い傷が残る人がいるって事だけは、分かってるよね?』


娘は涙を流しながら、大きく頷いた



娘たちへ
貴女たちの事を無条件で愛している人がいる事を
貴女たちの存在そのものが尊い事を
ずっとずっと忘れないでいてください

もう一度・・・

2010年1月26日

朝起きていつものように

『おはよう(*^^*)』

って主人にメールを送った
いつもはすぐにくる返信が
いくら待ってもこない

何かあったんだろか?

心配な気持ちが次第に
”何やってんのよ!”
といかりに変わっていった頃

主治医から急変したとの連絡がきた

すぐに病院にむかっても、4時間弱はかかる
病院についた時は気管挿管後だった

病室の入り口で
ただ呆然と立っていた私に医師は

『よく見てあげて・・・』

と優しく声をかけてくれた

看護師さんが、

『奥さん来ましたよ』と

主人に声をかけてくれた
目を開けた主人に

『分かる?』

と声をかけると、頷いた

私の問いに答えてくれたのは
これが最後だった


もう一度 会いたい


もう一度会えたら 聞きたい

主人がどんな思いを胸に
旅立ったのかを・・・

悲しかったやろ?

主人を亡くしてからよくかけられた言葉

『かける言葉もない』

気持ちは分かります


先日かけられた言葉


『旦那さん死んだとき悲しかったやろ?』


関西出身の知人・・・ストレートすぎる(((^^;)



主人を亡くした時どんな気持ちだったか、改めて考えてみた

悲しいとは思わなかった


人って死ぬんだな

人ってホントに死ぬんだな


そう思った


何の根拠もないけど・・・

主人だけは死んだりしないと思ってた

私のところに必ず帰ってくる!

そう信じてた

”悲しい”そう感じる時は
いつかくるのだろか


一緒に闘ってきたのに
どうにもならなかった事が悔しい

一緒に闘ってきたのに
最期に言葉も交わせなかった事が
やっぱり、悔しい

母親の使命・・・いつまで?

【 休日 】
朝から元気な娘たち(^o^)v
言葉を変えれば、とにかくうるさい(--;)

平日と休日
朝のエネルギーが全く違う
口も行動もとにかく元気!

一日中一緒に過ごしていると


『すこし、黙っててくれない!』


と言いたくなる


いや、いつも言っている(-.-)

そんな事を言っても


『無理!』


って笑い飛ばされる


たまには静かな休日を過ごしたい!


細やかだけど・・・
切実(!?)な願い(((^^;)


『ねぇねぇ、お母さん辞めたいんだけど・・・いいかな?』

と、娘たちに聞いてみた



『駄目に決まってっぺした!天罰がくだるよ!』



『何で?』



『お母さんになったんだから・・・最後まで使命を果たさないと!』



『最後っていつ?』


『お母さんが死ぬまでだべした!んだって・・・私たちが大人になったって、ず
ーっと、お母さんの子どもだべ!』



母親を投げ出したいと思った事は幾度となくある


でも・・・
母親だからと何か特別な事をしているわけではない


子どもは親の所有物ではない

親として私に出来る事は
見守る事くらい
最後まで見守り続ける
それが親の使命なのかな

そんな事を考えていたら・・・


『あっ!お母さ~ん、天国から見守るって宿題もあるよ~!』


『・・・はぁ(--;)それ、宿題なんだぁ・・・』


母親の使命は永遠かぁ・・・(((^^;)