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日常

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大地震から
週を新しくして
日常が始まる

生きるとは時に
残酷なことだと
大きな試練のたびに
身にしみて感じる

今日、関西の友人から届いた
一通の絵葉書

゛一緒に過ごせた時間は
大切な宝物です゛

と刻まれていた

不安でいっぱいの私たちの心が
温かくなるのを感じた

私たちも貴女に出会えたことに感謝!

またいつか・・・
必ず会いましょう!


輸血

『お父さん、今日まで生きてなくて良かったね』

娘がぽつりと呟いた


『えっ?なんで?』


『だって、こんな状況じゃ。輸血出来ないでしょ』


主人は闘病中、数日おきに血小板を輸血した
新型インフルエンザ騒動の時は、不足となり
関西からの輸送を待ったこともあった

たくさんの方たちに支えて頂いて
主人が生きられた事に、あらためて感謝し

今、私に出来ることを考えてみよう

節電

昨日
関西電力で働いている方から
18時以降関東の電気備蓄が底つく見込
中部電力や関西電力からも送電を始めている…
とメールあり


私達家族は微々ではあるけど
節電につとめます



余震

がつづく中
連絡のとれない友人の事が
気がかりです

どうか無事に避難されてますように・・・


連絡をお待ちしてます

震度5強の恐怖

地震直後真っ先に
娘たちの安否を確認したいと思った

自宅に電話をしたが帰っておらず・・・

仕事から帰り子供たちの顔を見れたとき
本当にほっとした


『こんな大変な被害がでているけれど、お母さんに何かできることあるかな?』


『ないでしょ!』


『そうだよね。できることなんてないねぇ。なんの力にもなれないね。でも、たった一つだけお母さんに出来ることあると思ってる。何か分かるかな?』


『・・・?わかんない』


『お母さんに、たった一つだけ出来ること。それは貴女たちを守ること。最後まで貴女たちを守るから・・・それは、これから先もずっと・・・。お母さんがいつもそう思ってることだけは、忘れないでね。』



『やっぱり! そうだと思った!』



『じゃあ、なんでそう答えなかったの?』



『だって・・・間違ってたら・・・・』


泣きながらそう言う貴女を
ホントに愛しいと思った



娘たちは

゛真っ先にお母さんに会いたいと思った゛

そう話してくれた


死の恐怖に直面した時
大切な家族や友人の
声を聞きたいと思った
顔を見たいと思った

大切な人と会えてほっとしたした気持ちが
地震の恐怖をほんの少しだけ和らげてくれた