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寂しくなったとき・・・

なんとなく泣きたくなったとき
主人と交わしたメールを読み返してみる

そこにあるのは

一緒に生活してたら
何気無く話してたであろう日常のこと


最期に言葉を交わせなかった事が
ずっとひっかかったままだけど

考えてみると

毎日、毎日
たくさん言葉を交わしてた

最期に


゛ありがとう゛


って言いたかったけど


想いはいつも言葉にして伝えてた

それでも
悔いが残るのは何故だろうか

う・る・さ・い!

お母さん・ お母さん・ お母さ~ん!お母さん!

朝起きてから数時間のあいだに

゛お母さん゛って

何回呼ばれただろう?

たいして用事があるわけでもなく

呼ぶだけでなく

まとわりついてくる(-.-)



『もう・・・うるさい!』



って言ったら



『な~に!良くてしょうがないくせに~』



って抱きついてきた(((^^;)



こんな今が良いと心から感じるのは
多分・・・
貴女たちが離れていってからなんだろうな

今ある事(もの)に感謝して
今が幸せだと感じる
そんなふうに日常を過ごすことは
なかなか難しい

゛神の手゛を持つ医師?

『手術ミス、「神の手」医師に1億円損賠求め提訴』

大阪府内の病院で脳腫瘍の摘出手術を受け、約10か月後に死亡した兵庫県姫路市の女性(当時37歳)の遺族が、「切除部位を間違い、正常な細胞を摘出したのが死亡につながった」として、手術を執刀した福島孝徳医師(68)と病院に約1億円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。

 福島医師は米国を拠点に医療活動を行い、国内外で数多くの手術に成功。「神の手を持つ男」としてテレビ番組などでも取り上げられている。13日の第1回口頭弁論では手術ミスを認めたが、死亡との因果関係については争う方針を示した。(2011年4月14日07時46分 読売新聞)


 最初から゛神の手゛など存在しないはず・・・
 マスコミが作り上げた事に医師も患者も踊らされた悲劇では?

 医療訴訟がおこるたびに医師はリスクを負うことから離れていく
 ゛夢の治療゛゛夢の新薬゛そんなメディアがつくりあげた夢が
 最後にもたらすものは゛失望゛と゛医療崩壊゛
 そう感じるのは、私だけでしょうか?

風邪ひいてる?

玉子焼きを一口食べた娘が


『お母さん・・・かぜひいてる?』



『うん、風邪ひいてるよ。なんで分かったの?』




『だって・・・この玉子焼き、ぜんぜん味がないもん』



『えっ?ほんと?ごめん』



『おかあさん、もう一回゛ごめん゛って言ってくれない?』



『ごめん・・・ん?何で二回も゛ごめん゛って言わなくちゃいけないの?』




『だって・・・この玉子焼きの味・・・びどすぎるんだもん』



『・・・・(苦笑)』




゛負けた゛・・・と思った(汗)


玉子焼きを食べて
真っ先に゛まずい゛って言われてたら・・・

゛食べなくていい゛とか

゛感謝の気持ちが足りない゛とか

゛自分で作りなさい゛とか

間違いなく、そんな言葉で返してた


でも・・・゛風ひいてる?゛なんて
気遣われたら・・・・



゛ごめん゛って

謝ってる自分がいた

なんだか不思議な気がした

あの日を忘れない

4月11日 大震災からちょうど1ヶ月

朝食後 娘たちと ゛黙祷゛


目を閉じた娘たちに語りかけた


命を落とされた方々が安らかに眠れますように
被災された方々に穏やかな日常がありますように
私たちに出来ることは、忘れないこと
あの日から・・・
未だ変わらない生活を強いられてる方々がいることを忘れない
あの時の怖さを忘れない
あの時、一番大切にしたいと思ったことは何かをわすれない
大事なのは・・・忘れないこと
あの日のことを忘れずに、考え続けること


黙祷を終え、目を開けた娘たちは
照れたように笑った

私は知っています

それは
貴女たちが理解してくれてときに
見せてくれる顔であることを・・・