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ふつう(普通)

『どう?』

って聞いたら

『ふつう』

って答えたから


『゛ふつう゛って何?』

って聞いてみた




(娘)『その人にとって当たり前のことだよ!お母さんの普通って何?』



(私)『いま!』




(娘)『わたしもぉ~!いま、ふつう』

いままでも
いまも
一般的とは言えないけど

いまが
ふつう

確定

2008年11月10日(月)

2日前の土曜日
休日に可能な検査のみの結果から
一刻も待てない状況であると
白血病として治療を開始していた

そして月曜日(2008.11.10)
詳細な検査結果がでると
改めて白血病だと告げられた

しかも
治療が難しく
予後が極めて厳しいタイプであることも

この時はまだ
それがどういうことなのか
分からなかった

いや
命を落とす直前まで
分からなかった

だって
生きていたいと思って生きてたら
生きられると信じてたから

365日

2009年11月8日

【今日で365日。これまでのことは、言葉だけではいい表しがたい】

この日、主人はそうメールを送ってきた。



365日の入院生活…想像を絶する
一番近くで見てきてさえも…

それでも心折れる事なく
゛大丈夫!゛っていい続けたのは

かけがえのない子どもたちや家族を
守りたかったからだよね

病院にいる事が
病気だということが
どんだけ歯がゆかったか・・・

それを想ううと
胸が痛む

2008年11月8日

この日から


日常が一変した

風邪だと思ってたのに
即入院
まさか…が現実

書籍もネットも片っ端から調べた

しかしながら
治療に対して医学的知識がなく
更に、冷静な目を失っている状態でいくら調べたとしても

わからない

何がベストか、何がベターか
全く分からない

だって、昨日までは
白血病になるなんて
考えもしなかった事だから

苦手なこと

アイロンがけ
どーも好きになれない


明日もって行く学校の給食着


(私)『誰がアイロンかけるんだっけ? 』


(娘)『お母さんでしょ!』


(私)『やっぱり?苦手なんだよなぁ』


(娘)『お父さん上手だったもんね! 』


(私)『そうだね。お母さんのシャツもお父さんにやってもらってたもんなー 』


入院してからは
日曜日の夜になると
決まってこんなメールしてたっけな


【明日着ていくシャツがなーい(泣) 】って

返信も決まってた

【明日になったらちゃんとシャツ着て出勤してるから大丈夫(笑)】って


何があったときもでも
大丈夫!って言ってくれたけど


大丈夫なわけないでしょ!って
言いいたかった事 いっぱいあったよ(苦笑)