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平成21年4月13日
 連日の好天。春っていいなー。外に出たいなー。
 妻からは子供たちの外で遊ぶ様子が教えられる。下の娘は、まだ補助車付の自転車しか乗れない。昨日、補助車をはずして練習をした様子が伝えられた。「がんばってるな・・」。今日から、毎日練習するとか。その意気込みを評価したい。

 さて、体調は順調。週末は野球中継に釘付けだった。楽天戦、ジャイアンツ戦と・・。野球はおもしろいね。

 俺の朝の日課の一つに枕掃除がある。コロコロを使って、抜けた髪の毛の掃除。入院してまもなく、脱毛することを教えられ、頭を丸めた。修行僧のように。
 脱毛は点滴投与をしてから時間をおいてやってくる。つまり、回復時期と一緒の場合が多い。
 俺の髪は比較的濃いほうだ。歳と共に薄くなってきた傾向はあるものの・・。
 今回の点滴投与の前、隙間を狙うかのように、急激に髪が伸びた。頭が黒々となり、同室の人から「なんで、そんなに髪が伸びるの?」と不思議がられた。これまでのうっぷんをはらすかのように伸びたが、回復時期と併せて、どんどん脱毛・・。触れば触っただけ抜ける感じ。シャワーの時など、すごい抜けようだ。
 これはしょうがない。完治すれば、脱毛はしなくなる。
 この頭に作務衣を着て、雪駄を履き、街を歩いたら「危ない人」に間違われそうかも・・。でも、病院周辺は寺が多いとのこと。坊さんに見られるかな?

金本、すごい。

平成21年4月11日
 昨日も仙台はかなり暖かった・・というより、暑かったみたい。急な桜満開宣言! いいねー、この時期は! 夜も寒くないらしく、夜桜見物も良かったとか・・。仙台で日中、花見をして、夜はKスタ宮城で楽天戦を観戦・・こんなことを一度でいいから、してみたいなー。

 さて、昨日のジャイアンツvsタイガース。すばらしい試合でした。野球観戦は投手戦より、打撃戦がおもしろいと言われている。それもスコアは8対7が最高だとか・・昨日の試合は、それに近いスコアの6対5。

 しかし、金本はすごい。テレビで見ていても「こりゃ、打つだろう」といういう雰囲気がある。こういう雰囲気があるバッターは、過去にはバース、ブライアントがそうだったような・・vヒットじゃない、なんか、ホームラン、打ちそう・・という雰囲気があった。
 内海も山口も決して悪い球ではなかったと思う。打ち方がうまい。少し泳いで打ったかなっと思ってもスタンドイン。すごい。ただ、山口の場合は、追い込んでいたので、あそこは外角のスライダーをもう一球だったでしょう・・鶴岡くん!
 そういう鶴岡くんも2打席連続アーチ。体の軸を中心にクルっとスウィングする形でのホームラン。これもよく打ったよ。

 イ・スンヨプが気になる。腰の開きが早いんだよね。センター前にヒットを打ったときのライトのファールの打ち方はよかったけど。バットの軌道より、腰が早く開くんです。自分でも意識しているのがわかっているので、レフトに打つときは、十分にひきつけるからいいけど、ひっぱりがうまくいかない。腰で十分にひきつけて、ライトに打つようになれば本物だ。オープン戦がそうだったのにね・・。

 またまた、解説者気どりのコメント。これが楽しみなのです。
2009.04.11:主人:コメント(0):[スポーツ放談]

平成21年4月10日
 今日は快晴!・・というより、外は暑いとか。なんと、予報では24℃になるとか。
 病院の周りの桜も咲き始めました。8分咲き?週末は満開になるようです。
 山形の桜はいかが? 置賜さくら回廊は、仙台でもかなりPRされているようです。
 体調は快調です。食欲もあるし・・。週末はジャイアンツVSタイガースで楽しむか・・

150日が過ぎた

平成21年4月7日
 今日で入院して151日目となった。自分でも、毎日の時間が長く感じても、振り返ると、あっという間・・。でも、家族にとっては、長い時間だっただろう。

 私は骨髄バンクからもらった「治療ダイアリー」を毎日書いている。ここの病院では「自己記録用紙」があって、そこにも体温、血圧、脈拍、体重、食事量、便の回数を記載しなくてはならない。
 「治療ダイアリー」を書いていると、抗がん剤を入れた後の復活までの時間の目処が立つ。今回は、今までよりも時間がかかっている。主治医曰く「骨髄が疲れているのかな・・」。薬で良い細胞も悪い細胞も叩き、復活を待つ。その繰り返しを毎月のようにするのだから、疲れるのも当然である。鈍感、敏感は関係なく、自分の知らないところで抵抗力がなくなっている部分もあるだろう。

 入院して150日が過ぎた。治療ダイアリーを見ると、このうち、実際に点滴などの直接治療をしている日数は50日前後。それも苦しい時間がない50日前後だ。
 よって、残りの100日、入院した時間の三分の二は、「ただ待っている時間」を過ごしている。

 俺の場合、副作用が少ないため、熱も出ないし、どこも痛くない・・食欲はある・・健康体のような自意識!?錯覚の中で過ごしている。
 「治療に専念する」という言葉。他人から言われなくても、自分の中で十分意識しているのはもちろんだ。でも、あまりにも「ただ待っている時間」が長すぎる。健康体だが「病院のベッドで過ごしてください」と言われているようなものだ。これは、ちょっとオーバーな表現か・・つまり、「時間との闘い」と感じる。

 しかし、よく考えれば幸せなことだ!決して、苦しい闘病生活を望んでいるわけではないし、苦しい時間がないことは、身体への負担が少ない。それも家族、そしてみんなの応援が、そう仕向けてくれたのかもしれない。みんな、ありがとう。もちろん、油断はしていないから・・。


安堵感

平成21年4月5日
 仙台は曇り。病室は4人中、2人が一時帰宅なので静かです。
 今日の朝も採血・・あがっているといいけど。

 昨日、約1ヶ月ぶりで子供たちと会うことができた。データが下がっているので、個室で、マスクで厳重にし、時間は30分程度。でも、でも、顔を見ただけで、ホッとした!心に安堵感・・。短い時間だったけど、会話をしたり、トランプで遊んだり・・。膝に抱っこもしたけど、心持ち重く感じた。成長したな!

 妻が1枚のDVDを持ってきてくれた。俺の職場の後輩の娘と、うちの下の娘は幼稚園の同級生で、卒園式の様子をビデオで撮ってくれたようで、家に届けてくれたものだ。本当にありがとう。
 早速、病室で見た。下の娘の元気でかわいい姿に涙腺ウルウル。家では見せない立派な姿にびっくりした。成長したね!やっぱり1年生だ!

 夕方、家に着いたとの連絡が携帯に入る。妻から、上のお姉ちゃんからのメッセージがあるとのこと「お父さんは、今日、私たちと会ったから、きっとエネルギーになって、血液データが上がるよ!」うれしいねー・・。幸せだ!