SurvivorSHIP(サバイバーシップ)

《SurvivorSHIP(サバイバーシップ)》
(病気と向き合い、病気と共に生きること)

白血病が私たち遺族にもたらしたものは
あまりにも大きい
これからも私たちは、白血病と向き合い
ともに生きていかなければならない


TVドラマの中に自分たちの姿を見る事がある


『こんな時によくご飯食べれますね・・・普通・・・たべれないでしょ』


こんな台詞を聞いて



(娘)『食べれるよね?・・・お母さん?』



(私)『うん、食べれるね。きっと・・・これからも、何があっても、食べれるよ』



それは・・・


ポジティブだからでも受容しているからでもなく


まして


逞しいからでもない


とてつもない現実を前にして


自分自身が呑み込めないから



他人事のようになる


そう思う


そう考えれば


これまでの自分の行動に説明がつく


そんな気がする


外部からの情報で
自分の内面に気付く事がある

その度に


過去を振り返って
どうしても納得いかない事を
もう一度考えてみたり

考えても、考えても
分からないから

間違ってたんだろうかって
思ってみたり


そんな時

自身で消化できないでいた事を
言葉にして誰かに伝えてみる

答えが欲しい訳ではない

理解してくれる人の存在が欲しいのだ


そんな自分に


このTVドラマの主題歌がやけに心地良かった




『東京の空』 小田和正


自分の生き方で 自分を生きて
多くの間違いを 繰り返してきた

時の流れに乗って 走ったことも
振り返れば すべてが 同じに見える

あの頃みたいに 君に 優しく できているかな 今も
いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と 同じ

東京の空は 今日も 高く すんでいる
君の 住んでいる街は 冬の色ですか

がんばっても がんばっても うまくいかない
でも 気づかない ところで 誰かが きっと 見てる

あの頃みたいに 君に 優しく できているかな 今も
いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と 同じ

あの頃みたいに 君に 優しく できているかな 今も
いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と 同じ

あの頃と同じ
2011.07.10:主人:[白血病から考えたこと]

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