ずっと心の中で
あたためていたもの
引っ張り出して
子供たちと一緒に
見つめなおしてみた
それぞれの思いで
胸にしまっていた
主人が遺した
大切なもの
目には見えない
大切なもの
それぞれに
大切に思う気持ちが強すぎて
譲れない気持ちが強すぎて
みんな
泣いてしまった
「もう・・・やめようよ、お父さんが悲しむから・・・」
娘が一言そういった
でも
大切な大切な人のことを思って
譲れない自分の気持ちも大切にして
その気持ちを大切な人に理解してほしくて
そんな思いがぶつかり合って
流した涙
そうやって流した涙で
お父さんは悲しんだりしないと思うなぁ・・・
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