医療チームの一員として、被災地へ行った看護士のブログを読んだ
『想像以上に現場は壮絶。甘い考えやボランティア精神の人はここでリタイアしてください。現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。』
そんな覚悟を持って向かったという
彼女が配属されたのは『陸前高田』
゛一分間黙祷をしながら、もっと早く来るべきだったと思いました゛
もっと早く来るべきだった
そう絶句する彼女が目にしたものは
想像をはるかに超えるものなのでしょう
この地で彼女が出会った少女の事が胸に突き刺さった
(以下ブログより抜粋)
「お姉ちゃん、好きな人いる?」と瑠奈チャンに聞かれたので
「いるよ!」と言ったら
「どんな人?」って(´`)
「おヒゲがはえてる人だよ(笑)」と分かりやすいように教えてあげたら
「サンタさん??」と。
かわいいなぁと思いながら「そうだね、サンタさんみたいな人だね」
と頭をなでなでしながら話すと
「また冬になったらサンタさん来てくれるかな?」
とニコニコした笑顔。
やっと笑顔が見れて嬉しくなって
「瑠奈チャンいい子だからまたサンタさん来てくれるよ!」
と言ってしまった私。
でも「瑠奈チャンね、おうちなくなっちゃったけどサンタさん、瑠奈チャン家がないからプレゼント持って帰ってしまわないようにお姉ちゃんから言っておいて」
と言われて、ごめんねって思いながらぎゅっと抱き締めてしまいました・・・
「瑠奈チャン、なにが欲しい?」の私の質問に
「おうちとママ」
いつも一緒にいるのが母親かと思っていたけど
次の日、それは叔母さんということが分かりました。
瑠奈チャンのお母さんも被災され、あんなにかわいい瑠奈チャンを残して瓦礫の下から変わり果てた姿で見つかったそうです。
瑠奈チャンは幼稚園にいて救出されたけど
お母さんは瑠奈チャンが大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたそうです。
(以上)
ルナちゃんにサンタさんは必ず来ると
信じながら祈ります
ルナちゃんが一日も早く
心から笑える日がきますように・・・
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