輸血

『お父さん、今日まで生きてなくて良かったね』

娘がぽつりと呟いた


『えっ?なんで?』


『だって、こんな状況じゃ。輸血出来ないでしょ』


主人は闘病中、数日おきに血小板を輸血した
新型インフルエンザ騒動の時は、不足となり
関西からの輸送を待ったこともあった

たくさんの方たちに支えて頂いて
主人が生きられた事に、あらためて感謝し

今、私に出来ることを考えてみよう

2011.03.13:主人:[白血病から考えたこと]

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