地震直後真っ先に
娘たちの安否を確認したいと思った
自宅に電話をしたが帰っておらず・・・
仕事から帰り子供たちの顔を見れたとき
本当にほっとした
『こんな大変な被害がでているけれど、お母さんに何かできることあるかな?』
『ないでしょ!』
『そうだよね。できることなんてないねぇ。なんの力にもなれないね。でも、たった一つだけお母さんに出来ることあると思ってる。何か分かるかな?』
『・・・?わかんない』
『お母さんに、たった一つだけ出来ること。それは貴女たちを守ること。最後まで貴女たちを守るから・・・それは、これから先もずっと・・・。お母さんがいつもそう思ってることだけは、忘れないでね。』
『やっぱり! そうだと思った!』
『じゃあ、なんでそう答えなかったの?』
『だって・・・間違ってたら・・・・』
泣きながらそう言う貴女を
ホントに愛しいと思った
娘たちは
゛真っ先にお母さんに会いたいと思った゛
そう話してくれた
死の恐怖に直面した時
大切な家族や友人の
声を聞きたいと思った
顔を見たいと思った
大切な人と会えてほっとしたした気持ちが
地震の恐怖をほんの少しだけ和らげてくれた
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