まさか・・・三回目

平成21年11月27日
(主人のブログより)
 26日の夜、血液検査で芽球が見つかった。ショックだった。

 27日、norikoがきた。前日は自分の気持ちの整理がつかず、norikoに言えず、新幹線の中でメールで伝えた。相当なショックを与えて、すまないと思っている。

 今、三度目の再発告知をうけて、平然と過ごしている。睡眠もそれなりに・・。

 とにかく、家に戻れる時期がまた遅れることになった。CBSCTの可能性も高いし・・春には帰りたい。とにかく、がんばるしかない。自分がやれることをこなすことが大切だ。



一年前の今日のこと・・・
一週間ぶりに会った主人の顔を見た瞬間
ただただ、涙だけが零れ落ちた

前日の血液検査結果の報告メール
何故か一番気にしていた
ブラストの項目がなかった
不吉な予感がしたが、真実を知るのが怖くて
明日行くからと自分を納得させ目をつぶった

主治医から説明を受けたあと

゛再発告知・・・これで三度目です。今回、主人は私にさえすぐに伝える事が出来なかったんです。もう、メンタル的に極限だと思います゛

と伝え、私はメンタル的なケアを希望した

医師は主人の必要ないとの意思を確認すると

『ご主人が昨日奥さんに話さなかったのは、ご主人の優しさでしょう。ご主人は、腹をくくってここに来た。僕はそう思っているよ』と。

゛腹をくくってきた゛

それは・・・
何があっても負けないという強い意志を持ってきたということだろうか

最期まで生きる事を諦めなかった主人の姿は
私たちにとって一番の希望だった
2010.11.27:主人:[白血病から考えたこと]

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