2009年9月16日 セカンドオピニオンのため主人と東京へ向かった
主治医から有効な治療はないと言われたとき
正直なところ・・・真っ先に、地元の病院に戻って欲しいと思った
最後の時間を少しでも多く一緒に過ごしたいと思った
でも・・・
主人は、肉体的にまだまだ元気だった
このまま死を待つ事に違和感を感じた
セカンドオピニオンを求めた医師が、情報提供書を確認すると
Dr 『お子さんはいるの?』
主人『はい。一年生と三年生です』
Dr『じゃあ、死ねないよね?』
主人『・・・はい。』
Dr『死ねないなら、方法は一つしかないよ』
主人『出来るんですか?』
Dr『うちの病院では、普通にやってます。でも、数字はないよ。』
どうしようか?という眼差しで見つめる主人に私は
『ここに来るしかないでしょ!』
主人の背中を思いっきり押してしまった
家に持ち帰って考える時間の猶予はなかったから
どこの病院もやらない危険で難しい治療だという事も
数字はないということの意味も
分かっていたつもりだった
本当に命を落としてしまうまでは・・・
この記事へのコメントはこちら