忘れられない日

2009年9月4日 午後2時

主人の主治医から職場に電話がかかってきた

『ご主人の今後のことについて、急なんですが・・・今日お話をしたいんですけど・・・夕方、病院に来ていただけないでしょうか。夜になってもかまいません』

主人が入院してから、急に呼び出されるのは初めて
いい話であるはずがない

仕事を早退して、すぐに病院に向かった
どんなに急いでも、T大病院まで三時間

午後6時すぎ病院に着いた

私が到着したことを主治医に知らせないでと主人は看護師に頼んだ

『先生の話を聞いたら、ショックでご飯が喉を通らないかもしれない。聞く前に、夕飯を食べよう!』

あきれて言葉もなかったけれど
二人で笑い話をしながらご飯を食べた

今後のこととは
あまりにも厳しすぎる現実の中で
残りの時間をどう生きるのか

この日から本当の
生きるための闘いが始まった
2010.09.04:主人:[白血病から考えたこと]

始めてコメント差し上げます

はじめまして。

私、丙午の次の年に生まれました。
丙午とは同級生です。

人生の無常に向き合うお話。
すべてではありませんが拝見させていただきました。

諸行は無常なものですな。
親友を、失いかけております。

意識があるのかないのか、変わりゆく友の姿に掛ける言葉も見当たらず、毎日見舞いには行くのですが、やりきれないばかりなのです。


あなたの御主人の事。

全ての病に伏される方々。

そして健康な私たち。

いきる と言う事をかみしめ生きるしかありません。

全ての心が安らかにある事を願うしかありません。
2010.09.05:くまっち:[編集/削除]

くまっちさんへ

はじめまして。
コメントありがとうございます。

丙午と同学年ということは
主人と同じ歳ですね。

゛人生の無常に向き合う゛
難しいことです。

向き合って、受け入れて
前に進んでいくしかないんでしょうね。

くまっちさんの思いはきっと伝わっているはずです。
必ずしも言葉は要らないのかもしれません。

かけがえのない親友と宝物のような時間を共有されることを
願っています。


2010.09.05:noriko:[編集/削除]

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