「ほめる」弊害

近年、子育て講演会などで

『ほめて育てよう』

というフレーズを耳にすることが多かった
子どもの自己肯定力を育むことが出来ると・・・

 今、読んでいる本で
チャイルドライフ・スペシャリストの藤井氏は
「ほめる弊害」を以下のように論じている

 ほめることは、ある意味で「評価」
 「しかる」ことと外見は異なるが根っこは同じ
 上から下への価値判断には違いない
 この評価を日常的に受けると、評価に敏感になり
 評価を下す人の顔色を伺うようになる
そして自分の内的欲求より他者の要求を優先するよになる
 そこに本来の「自分」が育つ余地はない
 大切なのは
 「認める」人間の存在
 肯定的なまなざしやほほえみ
 言葉をかけるなら言う側の主観的評価のない
 相手の喜びを純粋に代弁するものであるべきだ
 


 子どもとの関わり方について、見直してみようと思った
 ほめる、叱る、認める・・・
 本当に大切なのは
 その時々に合わせて、バランス良くなのだろ
 そして、大切な瞬間を一緒に体験し共有することではなかろうか・・・

2010.07.11:主人:[白血病から考えたこと]

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