入院中の主人が、長女に
『お母さんをお願いね』
とよく言っていた。
入院が長引くにつれ、何度も長女にかけられるこの言葉。
私達と同じように辛い思いをしながら、前向きに生きている彼女に言い続けるのは、酷な気がして
『もう、子供達に、お母さんのことお願いって言わないで・・・』
と主人と話した事があった。
主人が亡くなった後は、私の母が子供達に
『お母さんをお願いね』
と言ったとか・・・。
『逆だよねぇ・・・』
って、娘は笑っていたけれど
娘達には、ほんとうに支えられる毎日です。
二人の娘達は
主人が残してくれた最強で最高の宝物です。
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