主人が入院中、過酷な試練を背負いきれなくなったとき、
「もう、嫌! 私だって普通の生活がしたい」と、主人に何度か言った事がある。私以上にそう願っていたであろう主人に向けて。
患者家族は「第二の患者」とも言われ、時には患者よりも深く傷つき悩み苦しむ事もあると言われている。患者を大切に想いながら自分のことや周囲のことも考え、現実的に生活があるからだ。
このままだと自分が病気になってしまうかもしれないと不安を抱いていたとき、
「疲れたときは何もしないで、のんびり休むのがいい。そのうちまたエネルギーがでてくるから・・・こう見えて僕だってちゃんと考えてるから(一番いい治療を)」と見透かしたように医師がいった。
自分のSOSをキャッチして思い切って休んでみたり・・・一旦立ち止まってみたり・・・
これからも忘れないでいたいと思う。
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