突然来た

平成21年 6月 7日
昨日、びっくりしたことが・・子供たちと妻が、俺をびっくりさせようと突然、病院に来てくれたのだ。朝、電話で話したときは「天気が悪いので、家でゴロゴロしている・・」という話だったのに・・。
 間もなく、移植という時期でもあり、子供たちと直接会うことはできないと思っていたので・・うれしかった。
 やっぱり、電話で話すのと、直接顔を見て話すのでは、まったく違う。
 学校でのこと、下の娘が自転車に乗れるようになったことなどを話したり、トランプをして遊んだり、一緒におやつを食べたり・・。とてもいい時間だった。
 移植すれば、もう当分は会えない。
 携帯電話で、妻と子供、そして自分が入った写真を何枚も撮ってくれた。この写真をお守りとしたい。

 おやつを食べて姿勢が悪いと、俺が注意する。少しじゃれあう・・そんな、何気ない空間と時間がとても心地よかった。
 その時間は3時間ぐらいだったか・・。エレベーターホールで別れるときは、互いに笑顔で別れたものの、その後、俺はウルっときてしまった・・。
 今、俺の携帯の待受画面には、昨日、撮影した妻と娘の写真がある。
 がんばろう・・!! 絶対負けない!! 一緒に暮らしたい・・と、改めて誓ったよ。
2009.06.07:主人:[白血病から考えたこと]

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