世界の矛盾?

平成21年5月5日
 体調はすこぶるいいよ。暇なくらい・・。食欲もある。
 今日は子供の日なので、昼食時に柏餅が出るらしい。うれしいなー。

 さて、昨日のTVタックルで冒頭、たけしが結核のことに触れていた。新インフルエンザなんてもんじゃない・・と。
 調べてみたら、結核で死亡している世界の数は2006年で166万人とのこと。発展途上国が多いらしいけど。これって、すごい数字だよね。WHOが新インフルエンザでフェーズ4だの、5だのと言っている場合か!! 今日のヤフーのニュースでは、新インフルエンザは世界で1200人超と言っている。
 そうすると、結核はフェーズ100になるのか!!
弱毒性と言われるインフルエンザでこれだけ騒いでいるって、なんか矛盾を感じる。今は結核は不治の病ではなくなった。これこそ、WHOが「結核はフェーズ100です」と言って対応しなくちゃないらないような気がする。

 「生きたい!」と思って難病と闘っている人がいる・・でも、殺人をする人がいる、自殺する人がいる、戦争をしている・・。矛盾だね。

 先の非正規雇用のリストラもそう・・。
 反発を買うかもしれないけど、リストラされたのは大変だと思うけど、食べるために、一生懸命働いている人はたくさんいるよ。今回、リストラされた人だけが悲劇のヒーローじゃないと思う。朝から晩まで、いろんな仕事をして、働いて、生きていこうとしている人はたくさんいると思う。現に自分の周りにもいるよ。
 特に派遣村に集まった人に言いたいね。あなたたちは、故郷がないのですか? ふるさとがない人もいると思いますが、地元に帰ったら、どうですか?
あの中に、家業が農業や自営業をしている人っているんじゃないかな?
 確かに、経済の問題はあるけど、家に帰れば、食べることは何とかできると思うよ。それを放棄しているような気がする。

 「農業では食えない」という言葉が当たり前のように飛び交うが、農業で食べている人はたくさんいる。本当は「農業で食べる気持ちがない」というのが真実ではないか・・。

 「売れない」「売らない」という言葉・・。
 商店街だと、人が来なくて「売れない」という。よく見ると、売れないのではなく「売る気がない」・・つまり「売らない」のである。
 「売れない」という人に限って、待ちの商売であるケースが多い。待っていても、客が来ないのは当たり前である。

 後継者問題も同じ。飲食業をしている家があるとする。商売は、ほどほどにうまくいっているが、後継者がいない・・よく見たら、息子はリストラされ、フリーター・・生活に苦しんでいるという。こんな構図、よくありませんか?

 農業を継いでくれる息子たちがいなくてこまっているのに、今、その農業に全然関係のなかった若者が魅力を感じ、農業志向が強い世の中・・。
なんか、矛盾を感じるね。まぁ、理想と現実は違うかもしれないけど。
2009.05.05:主人:[白血病から考えたこと]

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