ほんの僅かな期間・・薬からの卒業

平成21年2月5日
 入院してまもなく3ヶ月になろうとしている。振り返ってみると、あっという間だったかな? でも、家族にとっては、長い時間だっただろう。

 今は静かな時間の毎日。体調はいい。夜も眠れる。毎日、ネット、本、新聞と少しのテレビ・・。新聞は山形新聞がないので、河北新報。少しではあるが、山形の話題が掲載されていて、うれしい。
 病院生活で自分で管理するものもある。朝昼晩の検温、血圧、体重はすべて自分で記帳管理する。もちろん、できる人だけだが・・。携帯のアラームを使って、忘れないようにしている。

 置賜病院から継続していた飲み薬から卒業した。「薬は決していいもんじゃない。身体が調子がいいときは飲まないほうがいい」という主治医の判断。それくらい、自分の身体が調子いいってことがうれしかった。

 ここは病室だけじゃなく、病棟が無菌病棟となつているため、1回の面会で最大2人までしか面会できない。記名、入退室時間の記帳など、管理されている。
 病棟に入るには、自動ドアがあるが、フットセンサーで開閉する。センサーに足をつけると開閉する。なんか、行儀が悪い気もするが・・。

 午後になると、風呂の時間が多いかな。無菌病棟のため、点滴をしていても、シャワーができるのもいい。
 また、午後には、移動販売車が病棟に来る。売店へいけない患者のためだ。弁当、菓子、飲料、新聞、雑誌、洗剤など・・何でも売っている。新幹線のワゴン販売の2倍以上の大きさである。

 病室は4人部屋。俺と同じ40代の人が1人と、70歳前後が2人。みんな、点滴や輸血をしている。熱で苦しんでいる人もいる。していないのは俺だけ。まぁ、来週から仲間入りだけど。
 先日、山形の話で盛り上がった。上杉の話、山菜やきのこの話・・井上ひさしの話でも盛り上がったなー。みんな、親切にしてくれる。山形には魅力がたくさんあると口々に言っていた。
 同室の40代の人にこんなことを言われた。
 「ここに入院できて、ラッキーだったね。主治医の先生は、移植経験も豊富で、絶対治るから!俺の知人なんか、移植してピンピン働いているよ」と・・。心強い!ありがたい言葉だった。一つ、確信が増えた。
2009.02.05:主人:[白血病から考えたこと]

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